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2003.12.21

群衆の中の孤独-ひとりでウェブに立ち向かうということ

ああ、どうして、どうして、こんなに前向きに考えられるのだろう。

Tokyo Forum:たかが2週間、されど2週間。

ココログスタートから2週間。同じはずの2週間なのに。。。

この2週間で私に見えたのは。

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おそらく来年前半、日本でブログが大流行することでしょう。
そのとき、「ブログって何?」と問われたならば:

【ブログ】ウェブログともいう。星の数ほどある個人設立の日記系ホームページの一形態。システムとしてはトラックバックという「興味を持った他者とのつながり」を志向するが、あまりに林立したためそもそも誰にも見つけられない。

「悪魔の辞典」ではないですがこう答えるでしょう。

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今現在でも、ほとんどのブログのほとんどの記事が「トラックバック(0)」ばかり、である理由を、その"手続きの煩雑さ"に求める分析がいくつかのブログでみられました。確かに面倒なのは事実。最低でもトラックバック先の記事URL、記事タイトル、トラックバックURLの「3点セット」を都度コピー&ペーストしなきゃならないのは。

・・・だけどそんなことは本当の理由でしょうか?

そもそもどれだけの人がそのブログに辿りつけているのでしょう、サイト自体が日々数百の単位で増殖しているというのに!
サイトが増えてもそれを見て回るひとりひとりの「ネットに使える時間」が増えるわけではないのです。つまり、一つのサイトが「見知らぬ誰かに見つかる確率」は日々確実に下がってゆくのです、加速をつけて。

前の記事において私は「自分が誰であるかを容易に推測されないように常に気をつけなければ」と書きましたが、現実にはそれほど心配するほどのこともない(補足:あくまで「確率的には」という意味であって何かが起こってしまえば重大な結果にはなる)、とも書いたのはまさにこのことがあるからです。つまり...あなたのサイトは、あなたが思うほどに見られてはいない。

どこかのブログ(ココログではなかったと思う・・失念)で、ネットの中、というのは「現実世界より機会の平等はあるけれども、現実世界より遥かに冷厳な"実力主義"である」世界、という意味の文章を読んだことがあります。昔からそうですが、ごくごく少数の「カリスマサイト」がアクセスを寡占するのがこの世界。その他大勢たる我々は、いくら"つながり"を志向しようと、いやそうであるが故に《コメント(0)|トラックバック(0)》の死屍累々を突きつけられることになるのです。

まぁ、ここ最近、日本もそういう社会になるべき、とあちこちで喧伝される「実力主義」というモノが、大多数の「普通の人々」にとってどういう結果をもたらすのか、を身をもって体験するにはいい機会、とはいえるかもしれません。幸い、コメントがつかなくたって、トラックバックがこなくたって、まさか実生活にマイナスにはならないだろうから。

何もたったひとりでネットに立ち向かう必要はないのです。幸い、@niftyにはフォーラムがあるのです。ひとつの場の中で大勢が互いに発信し、そしてコメントをつける、その中で自分を、個性を、紡いでゆけばいいのです。

願わくば、新たに@nifty会員となってココログを始められた方々が、一日でも早く「独りで発信し続けること」の限界に気づかれ、そして一日でも早くその@nifty IDのもとにフォーラムで発信することの楽しさを発見されますように。
フォーラムの灯が消える前に。


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コメント

どうも! なんだぁ、SYSOPとかやってるわたしよりもずっとずっと、フォーラムのコ事を考えている、すばらしい話しではないですかぁ。

これだけのフォーラムに対する思いがあるからこそ、この2週間が自分を打ちのめす2週間になってしまうのでしょうか。フォーラムと比べてしまう、なぜフォーラムでないのか、っていう? 

難しい話しですよね、今のフォーラム自体をひとくくりで表せない、色々なスタンスのフォーラムがあるから。
わたしは、SYSOPとしての思いを聞かれるのなら、ココログの機能がもっとフォーラム向きなったら、うちのフォーラムでも使えると思います。うちはコミュニケーション主体なので。
情報系のフォーラムはまた違うかもしれないけど。

また、フォーラムの側(SYSOP)も、もっと実際にココログをやって、体感してみればいいのに、と思ったり。もう少し様子を見てみないと、フォーラムとココログの位置関係、組み込み方は、見えてこないかな、と思ってます。

う~んなんか話しの筋が本題とズレてるな(^^;)
今まで2年半、個人のホームページサイトでほそぼそやってきた個人のココログの方のテーマ、あっちは、今までに比べると、ココログに出てきたことで、ものすごく読者が増え、とてもうれしいと共に、プレッシャーがかかってます(笑)。

今はサイトよりは、ココログの方が、人は見てくれるってのは現実ですね~。


投稿: まちゃみ | 2003.12.22 14:40

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