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2010.05.18

期待と責めは裏表、そして無茶ぶりという相似形。

前稿には量・質とも自分史上最高の反応を頂きまして皆様には感謝いたします。

コメントやらトラックバックやらで気づきましたが、「社会的責任」というのはあいまいな言葉で、その分"責める側"にとってすごく便利な言葉なのかもしれないですね。

404 Blog Not Found:社会的責任を果たすのは、社会。:

"You understand and agree"とあるのだから、ユーザーは全てこのことを了解したことになっている。
たとえ大震災の間にTwitterがクジラ釣りにいそしんでいても、Twitter, Inc. を責めるのは筋違いということになる。

漢字で書くと「現状有姿・無保証」ですか、ソフトとサービスとを問わず、無料と有料とを問わず書いていますね。

……だからこそ、それでも責めたいときに「社会的責任」という便利な言葉を持ち出すのでしょう。

「的」って「の」の事だから、s/的/の/gとすれば、「社会の責任」ということになる。
じゃあ社会ってなんだ?
少なくとも、Twitter, Inc.のことではないよね?
自分を棚に上げて言うと、牽強付会もたいがいにしろ、という気のする論理ですが(笑)、やはり第一に責める相手はTwitter Inc.になるのではないでしょうか、とくに『真顔案件に使いたい』ひとたちにとっては。

前稿コメントにもすこし書いておきましたが、
連中は「(自分たちの)真顔案件に適したインフラであれ!」という期待をおっ被せて、やれ使いづらいだのノイズに塗れるだのと怒り出すんですよ、(免責事項があるから)社会的責任を持ち出して、ね。
「期待すること」と「それが叶わなかったときに責めること」は、ときに表裏一体に存在するものではないでしょうか、とくにマジメなひとand/or使い方であれば。

まぁ昔からある話で、NIFTY-Serve(当時:現@Nifty)のフォーラムの時代にもよくありました、「フォーラム/会議室は公器だ、云々」というのは。
当時から何を言っているんだ、と思っていましたけどね、フォーラムなんて最終的にはシスオペに対してAs you wish,Your Highness(御意のままに)というしかないものであって、というかそもそもニフティ株式会社という「いち私企業の私物」であろう、と。
それはともかく。


TwitterもTwitter Inc.として営利企業になったんだ、いつまでも「純粋」ではいられなかろうから、
わたしがTwitterに、そしてそのユーザーに、「他愛ないコミュニケーションのインフラのままであれ」と望むことが"わがまま"だ、ということは自覚しています。
しかしそれは、できうる限り出自に沿った使い方であれ、という願い。

他方、「真顔案件のためのインフラであれ」と望むのも、"わがまま"だ。
そしてそれは、Twitterの出自にも設計にも反した要望だ。
それを無茶振りというのではないのですか。
そうである以上、嘲笑され、叩かれても同情の余地に欠ける思想ではないのですか。

いちユーザーが作者に無茶振りをするの図、と、全くの相似形ではないですか。


自分のタイムラインが"汚され"なければいいじゃん、という卑小な話ではなく、
無茶振りをする輩にはそれが「無茶振りだ」ということに気付いてもらう必要があり、
そういう思想はきっちり叩き出し……はしなくとも(^^;;;、とにかく考え直してもらう必要があるのではないですか?ということを繰り返し繰り返し書いてきた素地の上での前稿だったわけです...いやまぁ、エントリ単位でしか読まれないものであることは重々承知の上ですが。


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コメント

個人的にソフトを作成して配布している人はうかつに有名なソフトを作れないですね。
「社会的責任」とやらのせいで死ぬまでソフトを作り続けないといけないw

あと、前稿のタイトルは完全に煽りですよね?あのタイトルで次稿まで読んでから反応してくれなんて
それこそ無茶振りなわけで…

# 真顔案件ってはじめて聴いた言葉です。意味は伝わりますが最初は何を言っているのか分からず悩みました

投稿: とあるななし | 2010.05.22 00:29

「真顔案件に使いたい、社会的責任を持ち出す連中」って具体的にどんな人たちで、どこでどんな主張をしてるんですかね?できればそれがわかるようなページへのリンクを張っていただきたいです。その方が読者に筆者の主張が伝わりやすいと思います。「私が議論の対象としているのは、こういう人のこういう主張です。夜フクロウとか別にどうでもいいです」っていうのがわかるので。

僕は「社会的責任」ってのは、「特に明文化されていないけど、みんなが困るからなんとかしろよ」の上品な言い方だと思っているので、大して立派な概念だとは思わず、気にしない方が幸せだと思っていす。
(明文化されていれば、それを破ったら「犯罪」とか「契約違反」ってなりますよね?)

「真顔案件」に使っても全然OKだと思います。使うか否かはユーザーの自由なんで。
それが有効か否かはまた別の話で、あんまり役に立たなかったら残念でしたねって話だと思います。

投稿: | 2010.05.22 10:12

つづき

真面目に答えておくと

ある製品をユーザーが思いもよらない用途で使っていた場合
1.そんな使い方があったのか、じゃあ期待に応えてもっと使いやすくしよう
2.そんな使い方は許さない、そういう用途では使えないようにしよう
3.どう使おうがユーザーの自由、これまでどおりでいい
どう考えるかは製作者の自由でしょう?
更に言うと製作者に対してユーザーが要望を伝えるのは自由ですがこれに応える責任はないわけですよね?

で、「夜ふくろう」の作者は2.を選択した訳です。
作り手とユーザーが別人になった時点で作り手の意図通りにユーザーか使うとは限らないわけで
Twitterの製作した意図も作者にしか分からない。
Twitterの作者も世界中に広まれば使われ方なんてどうでもいいと思っているかもしれないでしょ?
つまり、これは無茶振りだから叩かれても仕方がないというのは勝手に作者の気持ちを代弁した気になって
叩いている、「自称正義の味方」に過ぎないわけです。

作者が作品をどうしたいかは作者の自由、ユーザーがその作品がどう有るべきかを思い、伝えるのもユーザーの自由。
ただ、そのやり取りにはお互いを尊重する気持ちがあって欲しいですね。

投稿: とあるななし | 2010.05.22 10:32

>次稿まで読んでから反応してくれなんて
>それこそ無茶振りなわけで…

・・・といいつつコメントの手間をいただきありがたく思います。

a.前稿タイトルについて
ただの「確認」でした。
直接あるいは某ソーシャルブックマークのコメントで「どや顔」という指摘を受けましたが、まぁそれは認めざるを得ないな、というのは前稿コメントに書いた通りですが。

b.「真顔案件」について
わたしの造語です──いまググったら"Tristarオリジナル"と謳ってもいいような状況でしたので、このまま広がることを夢見ております(笑)
いちいち「政治経済や事件災害に関すること等々、リアルの、シリアスでかつ(まじめな)解決を求めようとする事柄たち」と書くのも冗長ですので。

c.そんな奴らの所在について
Twitterに限らずひろく「ネットを選挙運動に使えるように!」とがんばっていた、かなり声の大きそうな連中がいました。
https://event.yahoo.co.jp/election/
あるいは災害情報を、とがんばって、あげく公式アカウントまで進んだ省庁もありますね(コミュニケーションする気はないとのこと、まぁ許容範囲かなとは思いますが)。
http://www.fdma.go.jp/neuter/twitter/guideline.html
個人レベルでは、政治・災害方面の情報──純真すぎるのか悪意の塊なのか知りませんが、圧倒的にデマが多いですが──を拡散しまくるひとたちが山と居るのは周知の事実でしょう?

おまえはシャドウボクシングしてるのと違うのか、という反応がありましたが、
それらいづれも見たことがない、わけではありますまい……

d.Twitter(と、Twitter Inc.)の考えについて
『現在』どういう考えであるかについては定かではありませんが。
伝聞ですがイランの何やかやがあった時分には困惑していたともいいますし、

何より、
「真顔案件に適したかたちに設計されたものではない」ということ、
「現実にすさまじい"デマRTの伝播力"を見せつけている」ということ、
この2点の客観的証拠に異論はないはずであって、

すなわち『「真顔案件に適したインフラであれ」と求めることは無茶振りである』ことにも異論はないはずですが。


その先、指弾(=非難して排斥すること)についてはいろいろ意見もありましょうが、奴らに対して「無茶振りであると指摘する」ところまでは理解いただけると思っているのですが……

あと、「あんまり有効に使えなかったねハハハ」で済むならまぁ構わないかもしれませんが、さんざん(有効に使おうと)あがいた挙句に捨て台詞吐かれて出て行かれたのでは、お互いに不幸であり、そして奴らにとっても無駄ですよね。
だったらはじめから(以下繰り返し


「Twitter(の影響力)がいつまであるのか」という醒めた見方は分かりますが、
「真顔案件には用途不適」というのは"オープンでフラットなネットコミュニケーション"全般に対することですので、
「真顔案件に!」という連中が沸きつづける限り、「指摘」を続けることもまた必要では、という考えのもとに、繰り返し繰り返しエントリを書き続けている次第です。

投稿: Tristar@管理人 | 2010.05.22 20:07

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