ウェブログに向く記事、向かない記事
○向く記事。
広義の時事ネタ。
ニュース、およびそれに対するコメント。昨日か今日見つけたどこかのブログ記事への反応、"今日のリンク"。
日々の記録。
「今日」見たもの、感じたこと、思ったこと。"今日の一言"、もしくは"今日のネタ"。
明日にはもう見向きもされなくなり、明後日にはすっかり忘れられても気にならない、もしくはそうなる性質を持つもの。
○向かない記事。
しばらく、あるいは長時間考えた、あるいは考えていたもの。
主義主張の類。数日またはそれ以上前のブログ記事への反応。「近頃の流れ」から感じた、あるいは考えたこと。
書いた者が今日明日やそこらでは(少なくとも当人がそれを考えるに至る、もしくは書くのに要した時間程度には)色あせてほしくないと思っているもの。
当然当人の思い入れは後者のほうが圧倒的に強いはずですが、当人以外には前者も後者も全くの等価。同じ One of them 、大量に流れゆく砂の一粒。
記事を速射することの意味を自問し始めたひとたちへ。個々の記事への思い入れの深さとそれに返ってくる反応は、反比例するでしょう、きっと。
大多数のウェブログにとって、たぶん「新着一覧」に存在が許される数分~数十分が"勝負"なのだろうと、アクセス解析を始めてみて思ったのでした。
・・・どこか知らない場所からの反応を期待する限り。
つまり。
美辞麗句や有名どころではない大多数の現実は、なかなかに寂しいものですよ、と。どんな世界でも同じですが。
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