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2004.04.23

ただ、画面に映る文字のみで。

匿名vs実名、の話題が広がっているらしい。
繰り返されてきたし繰り返されるであろう話なので、乗ってみる。

私自身は完全に「匿名派」なのです。というより「匿顔性」という言葉を使ってきたのですが、私というイメージを、書いた言葉からのみ判断してほしいと思っています。書いた言葉を、年齢・性別・姿かたち・出身地・現在地・家族構成・学歴・職歴・etc.etc...などという現実社会での「属性」から来る先入観のフィルターつきでは、読んでほしくない。

このネットワークの世界というのは、そういった「属性のしがらみ」から解放されてコミュニケーションが出来る場だ、と私は思うから。

皆さん--たぶん現実社会だったら私ごときが絶対に対等な話など出来ることのない方もいらっしゃるでしょう--と対等に気楽におしゃべりしたり時には噛み付いたり(^^;できるのは、お互い顔(つまり年恰好)"すら"も知らないでいるから、という「匿"顔"性」あればこそ、だと。

少しでも議論・反論をしようと、また読もうとしたときに、互いの素性を「知っている」がためにそれに依拠する先入観(いいかえれば色眼鏡とかレッテルとか)のフィルターで見て/見られてしまわないか、それはお互い(の文章)の理解にとって妨げになりこそすれ助けにはなりえないのではないかと思っています。

ですから他人のプロフィールも気にしないし、むしろしたくない。
それが想像できるような身辺雑記を「目にしてしまった」ことを後悔したり...もないわけではないです。


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