それは「ブログの力」ではなく、
木村剛さんがどんどんヒートアップしていますが。
週刊!木村剛: ブログで「スター誕生」は復活するか?:
>じつは、「月刊!木村剛」を「ブログのスタ誕」にしたい、という大それた野望を持っているのです。
同じく週刊!木村剛: ココログユーザーは100万人!?:
>誰でもマスメディアになれる可能性を持っている――それがブログの世界観です。したがって、壁新聞や落首という政治的な利用においても重要な役割を果たし得るでしょう。
からするとおそらく政治経済方面の「スター」ということでしょうが、それはともかく...
上記2記事以外でも木村さんは「ブログの力」というものをこれでもかという表現(^^;で持ち上げているのですが。。。。。
どうでしょうか?
前にも少し書きましたが『「週刊!木村剛」をめぐるあれこれ』はおそらく初期ココログ史において輝く歴史になると思います。
だけどそれは(もし木村さんが名前も身分も隠した"一般ぴーぷる"として同じことを書いていたとしたらこんなコトになり得たか?を想像してみればわかるように)「ブログの力」(あるいは、ネットの力)でもなんでもなくて「木村剛(という既に確立されたネームバリュー)の力」に他ならないでしょう。
もうずいぶん昔の話で「"クレーマー"事件」というのがありました。(そういえば当事者のページが「member.nifty.ne.jp」ドメインでしたね)
それよりも以前ですがフォーラムでも某社のパソコンの不具合をロットアウトと認めさせた「闘い」がありました。
かように「一企業に頭を下げさせる」くらいにはネットの力はもう既にあるし持ち続けるだろうと思いますが。
「週刊!木村剛」をきっかけに"(政治経済方面の)スター"が生まれる可能性を、私も「無い」などとは考えません。
ですが、それはあくまで「万に一つ」のことにすぎないのであって。
その誕生(あるいは、その可能性)をあたかも一般化するように「ブログの力」とか「すばらしい世界」とか"はしゃがれて"しまうと、「コメント(0)|トラックバック(0)」の死屍累々を日々重ね、ともすれば一日に一ケタのアクセス数すら有難く思えるような99.何パーセント以上の「その他大勢」の側に属する私には言いようのない違和感を覚えるのです。
そんな世界じゃないだろう、と。
実際に半年やってきた実感として。
・・・と書いてみたところで流れが変わることは絶対にないくらいに「名も無きその他大勢」の力は小さい、のです。
いちど名前も身分も隠した"一般ぴーぷる"としてそれを実感(笑)してみませんか?>木村さん
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