地震報道で思い出したこと
本震のときにそこに居たわけではないので「恐怖」については想像すらできない身の上ではありますが。
テレビを見ていると10年前-いや、9年9ヶ月前-を思い出して。
あの報道ヘリの爆音に、下にいる人の神経はかなり逆撫でされるものです。
あのとき、カメラを持ってうろついている人に遭った経験はないので直接取材でのあれやこれやは分かりませんが、あの爆音は気に障りました。せめてついでに救援物資でも下ろせと。
当然振動も伝わってくるわけで、その振動でまた何か崩れやしないかと心配になるものです。ほんとに。
それこそ「代表取材」とか、何とかならないものかとつくづく思います。
そのほか経験から思い出したこといくつか。
・とにかくトイレの水に困窮します。
(地域でいろいろあるのですが)飲用の水は数日中には供給体制が何とかなると思いますがとにかくトイレの水にはほとほと困窮しますので。
その救援、というとどうすればいいか分かりませんが、(その程度の用には使える)水場の確保は重要かと。
・救援物資が殺到しても...
需給のギャップもさることながら、仕分けすらできなくて(真冬でしたが)腐らせた、というのは震災のときにもあったようです。
以下のリンクを見つけたので貼っておきます。
新潟中越地震関連情報: 救援物資の提供についての注意
・ボランティアは...
ありがたい「はず」ですが実際問題として"食い扶持"が増えますし寝る場所も要りますので最低限「寝食は自己で供給できる体制」で向かわれますよう。震災のときにも結果的にそれでトラブルになる事例もあったようです。
多少落ち着いてきたら避難所の運営(自治会みたいなものができれば)とか何とか出てくるでしょうが、当座大変だったのがこういったことでしたか。
あまり報道でも「備え」でも大きくはとりあげられませんが、ほんとトイレの水問題は切実です。
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