【ブログを社内で使う】動機付けの難しさ
「時系列」とか「カテゴリ分け」とかが、とある仕事の管理とデータの蓄積に使えそうだと思いついて、こそこそ始めて事後承諾(笑)。
ただ...
いわゆる<ナレッジマネジメント>としてたとえば社内blog(もっと高機能のCMSでも)を作るとして、
「どうすれば該当各位に抵抗感なく参加して頂けるか」という"入り口の議論"がものすごく難しい問題、というのが始めてみた実感。
もう何年もメールだけはなんとか日常的に使えていても、「その先」となると(ましてやメールクライアントとは違うインターフェースとなると)一から説明し直さねばならず。
いや、操作の説明であれば今までと同じく「繰り返しご説明申し上げる」ことなど苦にもしないが<参加意識を持って日常的にアクセスしてもらう>という動機付けをいかに行うかというのが、もうどうしようもなく難しい。
悪いことに、始めてすぐに結果が出るものでもなし、カテゴリ分けの実効性が見えてくる程度にコンテンツがたまってきてはじめて何らかの意味が分かってくる代物だから、彼らにとって最初のうちは"新しく覚えること"が増えて面倒なだけにしか見えないのは無理もないことで。
興味を持って始めるblogでさえ得てして三日坊主になるもの、いわんやパソコン/インターネットに興味も無い層に向けて、いかに「ヲタクな担当者のお遊び」というような客観視モードから脱却して興味を維持してもらうか。
皆に参加してくれないと旗振り役だけではコンテンツの質量ともにいかんともしがたいわけで、社内各位に客観視されるというか担当者との意識の乖離を起こさせてはならないので。
昨今の社会風潮では排除されるべき言葉であろうと、弱いものに合わせて進む「護送船団」の考えは捨ててはいけないとも考えるのだが。
そんな"新しい操作を覚えること"は本来業務でもなく、かつ直接には(労働)生産性に寄与しない(どころか最初のうちはむしろ足を引っ張る)だけに、むしろ「趣味として広告宣伝する、あるいは引き込む」以上に使ってもらうのは難しいと感じた次第。
"あいてぃーかんれん"でもなければ現実のところどこの会社でも似たようなものではないかと思うのですがいかがなものでしょ?
愚痴で終わってもアレですので(笑)なんかアイデアとかうまくやってる事例ないですかね?と聞いてみる。
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