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2005.02.17

そして耐性を獲得した者だけが残ってゆくのかなと思うのだけど。


タイトルが物凄く郷愁を刺激したので^^;。
月ナル者:荒らしと放火はブログの華

放火はともかく^^;、荒らしとバトルはネットの華、とか昔から言いませんでしたっけ。
まぁ、ニヤニヤして見ていられるのなんて最初のうちだけで、そのうち見ているだけで顔が引きつってくるものですが。
気持ちのいい結末なんて見たことないし。

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荒らしとか炎上とか最近ではコメントスクラムとかいうんですか、何か書いたことへの非難や反論が来て、受け手(=元の発信者)の対応がおかしくて/おかしくなって、それがどこかでネタにされることで更に非難と反論がやまほど来て、...という。

その現象自体は個人サイトにつけていた掲示板で、とか、ブログ以前からいくつもあったことで別に目新しいことでもないような気がしますが、最近よく見かける言葉なのはなんかブログで頻発したから、らしいですが。


「いじめ」の構図とよく似ているな、と思ったり。

だいたいの発端にそんな(集団的)悪意があるわけじゃなし。ちょっといぢってみようか、というくらいで。
そもそも受け手に受け流す余裕があったりそれも楽しみの一つと考えていたり、とにかくあまりシリアスに受けなければそもそもそんなに問題にならない。・・・道徳的に見て、だからそれでいい、のかどうかはともかく。

10年も15年も前から、
受け手がそう思えば「いじめ」であって、その場合「いじめた側」に100%の非がある
ことに決定していて、「標的になる方にもそうなるだけの~」などというのはオフィシャルには絶対的なタブーで。・・・世間のヒソヒソ話での評価はともかく。

かような"公式見解"を持ち込んで「いじめられた」的な態度をとったがゆえに、野次馬というか悪意の便乗犯まで引きつけてしまってさらにひどいことになってしまって...とか。

で、「悪いのは奴らだ!」と叫んでいてもまず現実は変わらないから、どうにかして「耐性」を身につけて("攻撃されること"を楽観的に考えられる頭になる、というのは普通、無理)生き残ってゆくか、
でなければそれでサイトが潰れてしまったり、いじめだと死んでしまったりとかあるわけです、
もう「今日と同じ(く責められる)明日」が来ることに耐えられなくて。

そんなの永遠に続くわけじゃないだろ、という励ましとか、そんなことで潰れてて世の中生きてゆけるか、という叱咤だとかも、まぁ...大人になってみれば...真実の一面ではあるわけですけれども...

炎上と閉鎖と言うのは別の問題だと思うのだよ。(中略)この部分については発信者側の問題であろう。ブログを畳む/畳まないはブログの中の人が決めることでしょうに。
(引用元:上に同じ

というように結果的に元の発信者の耐性の低さが問題視されて、集団で(というのはあくまで結果論だけど)つついた側の悪さ具合^^;が相対的に低く見られるのはどうも救いがないというか釈然としないというか。

「つつかれるだけの理由」が実際には皆無というわけじゃないだろうし、ついつつきたくなる(群集)心理を制御できるはずもないのだけれど。

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コメント

 Tristarさん、はじめまして。そしてTBどもです。

 おっしゃるとおりだと思います。ただ、今回の記者ブログ二つの件に関しては、管理者側の非の割合が大きいと考えているので、そういう論調になっていると思いますが、そうでない場合も多いのは承知しているつもりです。

 こちらを読ませて頂いて思ったのですが、ブログをやっていると、そういうことが起きることもあるよ、とガイド本なりサービスなりがこれからはじめる人のために注意事項に書いておくといいんじゃないかと。いいことばっかり書くのではなくて。

 あと、コメントする側の非が多いなと感じた場合についての意見は以前書いたエントリがございますので、よろしければ参照下さると幸いです。
http://giraud.way-nifty.com/lune/2004/09/post_12.html

それでは、失礼します。

投稿: Giraud | 2005.02.19 05:50

>Giraud さん
丁寧なコメントを頂きまして恐縮です。

危険性というかダークサイドというか(笑)、それはもう絶対に存在するものですから注意喚起すべきとは私もずっと思っているのですが...
世間的にデリケートな話題をつつくなら相応の覚悟を!とかストレートには表現しにくいでしょうねぇ^^;

パソコン通信の頃だとハウツー本の横に、あるいはその中に「事件簿」みたいな内容も並んでいたりして、ニヤニヤしつつ(笑)それなりの危険性の認識もできたのですが、今はあまりそういうこともないのでしょうか。

ご教示のリンク先やその先なども見させていただきましたが、コメントが押し寄せるようになるとそれこそ群集心理というのかコメントを追加する敷居が低くなってしまってさらに...で疲弊してしまったり、というのは辛いでしょうね。。。
たぶんファイティングポーズとっていても見てもらえずにサムい思いをしているところの方が大多数なんでしょうけれど(苦笑)

投稿: Tristar@管理人 | 2005.02.19 19:46

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