実名対匿名、と皆さんひとくくりにされますが。
ネットでの実名vs匿名というのは、まぁ広がってはくすぶり、を繰り返しているのですが、また広がる時期に入ったのでしょうか、目にする機会が増えてきまして。
しかし皆さん揃って簡単に「実名」とひとくくりにされるのですけど、日本人なら実名は実名でもそれによる「個人特定のリスク」って人によって天地の開きがあると思いますが?
実名(らしき名前)を名乗った/晒されたところで直接知らなければ「誰か知らないヒト」ということに変わりはないとかいいますけど、たとえば「木村剛さん」というのと「一青窈さん」というのとじゃ同姓同名の期待値(=実際の存在はともかく存在"しそう"かそうでないか)が全然違ってくるわけで、本人であれ誤認であれ書いたことが実生活に跳ね返ってくるリスクが、その名前の希少性(?)によって全然違ってくるのはなんというか不公平だよなぁ、と。・・・あ、例示に意味を求めないように。
「日本人が日本で」喧々諤々やってるはずの場所でそういう視点があんまり出てこないのは不思議なんですが。
どちらかというと希少な部類に属する私からすると「実名を名乗れぇ!」と吼えてるひとが結構よくある名字だったりすると「あんた達とは"持って生まれたリスク"が違う、ってのが分からんのか」と言いたくなるわけで、従って匿名(というか(固定)ハンドルネームやね)絶対推奨派ですが。
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