画面に吸い取られてゆく膨大な時間のこと
使えそうな言い回しなのでメモ。
Wikipedia:なぜウィキペディアは素晴らしくないのか-利用者個人の側に起こる問題など:
■このサイトは、たくさんのウィキペディア中毒患者を生み出しています。人々の時間は他のもっと有意義な活動に使えたのかもしれないと考えると、これは経済的損失です。
■人間性を持たない人に、辛らつなこき下ろしのはけ口を与えることで、彼らが人間嫌いやテロリスト、政治評論家などにならないようにしてあげています。そういう人にとってはウィキペディアはくだらない無意味な酷評をする楽しい場であることでしょう。
「このサイト」を「ブログブーム」に、「ウィキペディア」を「ブログ」に置き換えたら・・・
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別に、パソコン通信@従量課金の時代から「ハマる」ことはあったわけですが、
ブログ以前と以後とでは「巡回サイト数×それらの更新頻度」に格段の差があるのではないでしょうか、
さらに「自分が発信するための(キーボードに向かう)時間」が加わったりしたら...
「画面を見る時間」が、ぽん、と跳ね上がっていないでしょうか。
個人個人でそんな状態である上に、"ブーム"で我も我もと入ってくるから、全体の和でみたら「画面に吸い取られる時間」がすさまじい加速度をつけて増え続けているのではないかと。
ちょっと立ち止まって考えてみないといけない局面になっているかも。社会的に「こんなんでいいのか?」と。
依存症からの更生とかそういう個々の対処ではなくて。
死語になりつつあるのか「休肝日」(←IMEに載ってる!)という文字も昔ほどは見かけなくなったこの頃ですが、ネットを休む日というか"画面に目を向けない"ことを、ちょっと意識的に(あるいは仕組み的に(笑))考えた方がいいかもしれません。
重いとか何とかで怒りのリロード→ストレス増大(かつ、さらに輻輳)、というのは(不幸にも)ありふれている話ですが、操作がうまく行かなくなるのはきっと、「画面から離れなさい」っていうサインなんですよ...(^^;
画面に向かってさえいなければ、世間に、はともかく(笑)、他人に/自分にとって「画面に向かっているよりは有意義な」時間になっていたのか、というと、まぁ...そんなことはないだろうけれども。
・・・えー、自分が悪の枢軸のうち2つ(FFとブログ)の虜囚なわけですが。
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コメント
ネットは依存性がある嗜好品かもしれませんね。
酒やタバコと同じようなものか。
だからそこにビジネスも見つけられそう。
投稿: gu | 2005.08.21 17:46