「今日の続きの明日」はいつまで続く?-「ブログ・リテラシー」の有効期限
小中学生も政治家(というか選挙運動)もすべからく皆にブログを!と、秋の初めまではそんな雰囲気でしたが。
まぁ後者は選挙が終わったらあまり見ませんが(苦笑)、前者については学校でリンクについてなにやらヘンな教え方をしているようだ、その知識のまま世に出たらえらいことになるかも、とか...
どこかで言われていたように危機感は持っておいたほうがいいような気もしますが、
彼/彼女らが世に出るときまで、あるいは次の国政選挙のときまで、はたしてブログ(またはその正統な進化形たる何か)が今のような盛況を保っているでしょうか?
「今」起こるトラブルを減らすためのいろいろな啓蒙はもちろん大事ですし、リテラシーの原意である「文章の受け取り方/発信の仕方」については(ネットに限らず)ますます重要になり続けると思いますが、たとえばリンク許諾がどう、トラックバックが、コメントが、といったような技術や手続き論方面についてはそんなに気にして<正しさ>を追いかけるほどのこともないのでは?という気もしますがどうなんでしょうか。
今のいろんな考え方や概念が"web2.0"と呼ばれるなら、動きの速いこの世界のこと、"Web3.x"か"Web2007"か知りませんが、とにかく「今の続きとしての進化形」ではない何かに取って代わられて、今通用している技術や手続き論が無効化される日が来るかも、とか思ったり。根拠があるわけじゃないからそんなことはないかもしれないけど。
かつてフォーラムの栄華とその他ネット掲示板類の栄華が共存していたころにフォーラムで育った者のノリやルール/マナー観が外からはあまりよくないニュアンスでNif者(ニフ者)と表現されたように、あまり遠くない将来、ブログで培ったルール/マナー観で行動すると「これだからブロガー上がりは・・・」と"新世代"に顔をしかめられる時代が来たりして(笑)。
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