もっと「ブログ事件簿」を白日の下に!
かつて量販店の1フロアを占めていたこともあるパソコン書籍コーナーも今では隅っこの方で肩身が狭そうで。
パソコン/ネットの普及も飽和状態に近くなってきたとか常時接続が主流になって大抵のことはネットに頼れるようになったとかで、かつてほど書籍に頼る必要もなくなったのかもしれませんが。
それでも「ホームページ作成」コーナーにはウェブデザイン/配色指南とともにブログ関連本がかなりの面積(体積か)を占めていました...もちろん「始めよう!」的ハウツー本と成功譚らしきものばかり。
そうやってプラス面だけを喧伝するから、無邪気に始めたあげくにいろいろと・・・
古代(笑)の話でアレですが、パソコン通信全盛期には結構「事件簿」というかトラブル/トンデモ事例をおもしろおかしく綴った本もいくつかあったし、ハウツー本の中でさえそういうエピソードが散りばめられていたような記憶があるのですが。
まぁ今のハウツー本でも箇条書きにした注意事項くらいは最後辺りにちょこっと載っているのかもしれませんが、単純な「べからず」の列挙より事例(ことさら特定できるような表現さえしなければ特に問題はないハズ)を載せておいた方が遥かに説得力および"予習"として効果的だと思うのですが。本を買うような層になら尚更。
ブログサービス事業者が"啓蒙"を、という意見も見かけるし書いたこともありますがどうもそれは期待薄だとしたら、そういうアプローチで知らせるのも多少なりとも効果が期待できるんじゃないかと・・・このエントリのURLである"no_utopia"-ブログは理想郷ではない-ということを。
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