解決できない文化の違いだとすれば、従うべきは自他どちらの文化なのか
そして、そもそも、分かり合えないと分かっている文化圏へわざわざ乗り込んで行くほどのことなのかどうか。
「それもまた(ブログの)楽しみ」という向きもあるかもしれませんが、言及/コメント/トラックバックしたいという衝動のままに動いてしまう前にすこし考えてみるのも悪くないかもしれませんよ...というのはともかく;
トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突――「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか [絵文録ことのは]2006/01/06:
「文化の違い」そのものに正邪はない
(中略)
文化衝突であるならば、それを解決する方法など思い浮かばない。相手に考えを改めるよう強制することなど、とうてい不可能だからである。
さて、そうと分かっていてもトラックバックしたいとして。
ハードボイルドに「自らに課したルールのみ」に従うべきか、コミュニケーション優先で(譲れる範囲で)相手先の"文化"にも配慮するのがいいのか。
まぁ、だいたい、"文化の違う"ところのものを見つける、というのは、キーワード検索にしろニュースサイトやソーシャルブックマーク等を経由したにしろ、いいかえれば「普段の巡回先」以外であることがほとんどのはずで、従って「そのサイトの他の記事、およびそのサイト全体」についての見聞が十分でないことがほとんど、でしょう。
であるなら、そこがどういう"文化圏"に属するのかを他の記事やトップページや「最近のコメント/トラックバック」等から推測してから言及の仕方を考えてみてもいいのではないかと。
それに少々受け手としての不快感を伝えたところで送り手の考えが改まることは期待薄、だとしたら、怒りにエネルギーを使うよりも...という考え方もできなくはないし。放置するか粛々と処置するかは場合によりけりとして。
いづれにせよ最初に書いたように「そこまでして乗り込んで行くほどのことか」と考え直すのもアリだと思うのですが、
もっと「いまを楽しむこと」に集中したほうがいいんじゃないかと--きっとこの華は長くは続かないことを、そしていつか手続き論もリセットされるかもしれないことを前提にすれば、ですが。
| 固定リンク
コメント