意外とタフ?
ある編集者の気になるノート : あなたたち著者は、アマゾンなんか見ないほうがいい。
普段そういうことは考えない私ですが、これは読んで20秒で「あなたたちブロガーは、はてブなんか見ないほうがいい。」というテンプレ芸を思いついた...のですが、迷った末やっぱり書くのはやめておきます。
原著者に悪い、のもありますが、それよりなにより、「はてな」ではないところで、丸々一エントリを「はてな」のコンテンツ論に費やすのはどうにも据わりが悪い、というか、こっちの事業者(ここでいえば、ニフティ)に失礼に当たる気がして書けない。
さて、リンク先の結びにこうありますが:
精神的にタフで、レビューの玉石を見分けられる著者以外は、やっぱり、アマゾンなんか見ないほうがいいと思います。
ということは...
そもそも反応なんて滅多にないし、来たと思えば厳しい反応だったりすることに慣れている私たち(たち、と言っていいと思う)ブロガーというのは、並み(失礼!)の文筆家よりはタフなんでしょうか(^^;;;
・・・とりあえずアウトプットの質は考えないとして。
| 固定リンク
コメント
そのアウトプットに至るまでの、あれこれの積み重ねが、ブログと書籍で当然ですが「差」がある、と思います。著者が出版社に持ちこんだり、あるいは指名書きがあり、できたものを編集者は社内プレにかけて、形にしようと奔走する。時には編集長に「まかせて、信じろ!」と噛みついたり。そのあと原稿を法務チェックに出して、同時に校正を出し、装丁依頼し、印刷所の手配に、部数計算に、そのためのマーケティングに……出れば出たで、パブリシティに知恵を絞る。営業さんは取り次ぎや書店に汗して足を運ぶ。それってサラリーもらってるから当然でしょという言い方を、表現を愛する人はしない。だってサラリーでしょ、といわれたらそうだけど、そんな理屈の「理」だけで、物事は動いていない。良き物にはやはり「情」が必要ですから。……と、そのようなことを、著者は見ている・見えている。だからこそ、レビューが、気になる。自分だけのことではないから、気になる。(私は、しないようにしているけれど)。ブログだってあんた!長ーーーーい道のりを踏んでいるわよっ、と、言われたら、そこは不勉強ですみません。
ある著名なご年配の作家が、孫から進められて、パソコンにトライし、ご自分の名前を検索。つらつらと、あれこれを読まれて、ひと言。「そうか、ファンレターとは、好意ではなく善意だったのだ」と。私は、著者の一人として、この言葉が重い。老作家は画面に何を見たのか。
古い話題にコメントしてすみませんでした。
投稿: タフになれたらいいのにな | 2010.09.25 11:50