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2006.05.22

ともあれ笑顔の終章に

tapestry @ Hatena - 5年続ければと、その周辺を読んで思ったこと。

この場から離れなかった、それだけのおかげです。

水を差すようで悪い(のでトラックバックしない)のですが、

離れなかったの?
離れられなかったの?

いや、まぁ、そんなこと大した問題ではないのですが、
その終わりに、あるいは終わった後に、「やってて良かった」と笑顔で来し方を振り返ることができさえすれば。


フォーラムが9年半、
FFがもう3年越え、
ブログが2年半。
我が来し方を振り返ると「止めなかった」より「止められなかった」という表現の方が合うのですが(依存症的な意味で)。

「もし、その場にいるのが自分として苦痛じゃなければもう少し流れに任せて続けてみたら」

苦痛じゃないぶん余計にタチが悪いと思っているのですが(笑)
他人には三日坊主を薦めたりするのもひとえにこれが「依存だ」という想いがあるから、で。


それでも、私も、私たちも、続けていれば、いつか笑顔の終章を迎えることができるでしょうか...?


藤原伊織『ダナエ』(乱歩賞作家 青の謎(講談社:2004年)所収)で読んだ、
萩原朔太郎『乃木坂倶楽部』の一節という(すみません原典未確認):

我れは何物をも喪失せず
また一切を失ひ尽せり。

たまに心配になるのです。
いま何を失っている?
得たものと比べて、はたして良かったのか悪かったのか?

終わってみないと何一つ答えられないような気がするから。

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受信: 2006.05.24 00:02

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