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2006.07.29

SNSは維持のために:ブログは広がりのために

ITmedia エンタープライズ:ブログは個人の記録、SNSは人とのつながり

極めて大ざっぱにいえば、ブログは自分の記録として自己完結的に取り組まれている側面があるのに対して、SNSは人とのつながりや交流に重きを置いていることが見て取れる。

ふーん、そうなんですか……
まったく正反対の使い方ですが何か。

ポリシーもあるので彼方のことはあまり触れませんが、向こうでは比較的軽い日記的なものなのに対して、こちらでは読まれることでつながりができればと願いながら思うことを書く、というスタイルですねぇ...


同じITmediaの記事に言及している
北の大地から送る物欲日記 - 自分の好きな世界を広げてくれるブログ

ブログの方は誰でも見に来ることができるオープンな世界で、(中略)自分の好きなことを語りあえる人と、好きな話題について話すことができる場所として、ブログは非常に楽しい場所です。

(幸運にも)語り合える人に出逢うことが出来れば、という(あまり容易ではないと思っている)条件付きですが、ブログというのは新たなつながりを、そしてその広がりを楽しめる場だ、というのは仰る通りだと思います。
それが達成されれば結局は"人とのつながりや交流"になるわけで、

SNSが「人とのつながりや交流に重きを置いている」のだとしたら、ブログは、「それぞれが語りたい話題を地域や立場の垣根を越えて語ることの出来る場」
ってのがしっくりくるかな。

SNSは「従前からのつながりの維持のために」、ブログは「新たなつながりとその広がりのために」
ってのがしっくりくるかな。

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2006.07.28

ブログ=繰り言2.0(『リフレインで叫んでる』改題)

もともとブログというこの世界、「繰り言のメディア」だと思っていたのですが違うのでしょうか(笑)
時期を置いて繰り返される(蒸し返される)似たような話題(問題)、というのは少なくないでしょう。

全体がそうであるなら、個々のブログ単位でも繰り言があっても許される、というかむしろ自然かも。
(繰り言という表現は多分に不平不満のニュアンスが含まれるようなので、単に伝えたいことの繰り返しと言い換えても。)

304 Not Modified: 過去ログを読ませるための方法

良い記事を読んでもらいたいのではなく、そのときの主張を知ってもらいたいならば、それこそ同じ題名でもう一度書けばいいんです。

それは『ブログは最新記事しか読まれない』から、というのですが、
(これは確かに(検索経由で)「情報を探す」過程でのアクセスを除けば皆実感があるのではないかと思いますが)
加えて定期的に読んでいただいている方々に対しても、まるまるコピーでいいかはともかく、同じ想いを繰り返し繰り返し上げることによってやっと「こういう考え(もしくは芸風)の人である」と認知してもらうことができるのではないかなという気もします。
だって皆さん何十から何百と巡回されておられるでしょうから、その中で「識別」してもらうのにもなかなか一度だけでとはいかないでしょうし。


……と思うのですが、実際のところはどうなのでしょうか。
いやぁ、この人、またおんなじこと書いてはりますわぁ、なんて画面にツッコミ入れていたりするのでしょうか?

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2006.07.27

リンクスクラム

リンクスクラム
「無断リンク禁止!」あるいは「そっとしておいて」等の言明や要求をしているか、あるいは願っている対象へ(「それは受け容れられない」旨)同時多発的にリンクする行為。 個々がリンクすることに違法性は無く、また苛烈ではないが、多数集まることによって対象の態度や感情をより悪化させることがある。


というのは単なる思いつきの言葉。gooとYahoo!でヒットしなかったので満足しています(笑)
『メディアスクラム』から派生したネット言葉にコメントスクラムというのがありますが(ってどこの解説にリンクすればいちばん正しいんだ)、かたちとしては"多数からリンクされる"というのは"取材班が多数来る"という『メディアスクラム』の原意により近いかも。


私自身の考えとしては「リンク禁止なんてナンセンス」という側に立ちます。
ですが、メディアスクラムという言葉にひっつけて考えてみたら?という、まぁ、思考実験というか頭の体操というか、そんなものとして受け取ってくださればと。

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2006.07.22

それぞれの趣味、それぞれの浪費

業として、あるいはその補助として、もしくは職を得るために、というようなことでなければ

何のために?-日々是自己主張

目的の目的を探ると、そのまた向こうに別の目的がある。アクセスが増えた。たくさんの人から意見をもらえた。それで? その先は? アクセスを維持し、たくさんの人と交流するための努力はいったいいつどのような形で終わりを迎えるのか。そもそも、そのような努力に意味はあるのか。

努力は飽きるまで続くでしょう。
意味は時に(考える必要も)ないかもしれませんね。

たとえば登山でもオーディオでも釣りでもたぶん同じことで。

何のため?と問う"門外漢"に対して論理的で合理性のある説明がままならないから、
かける時間と費用に対して損得勘定や生産性といった概念が崩壊するから、

それを「趣味」と呼ぶのかもしれません。

さらに「やってみればわかる」かといえばそうとも限らない、面白みを感じるかどうかは人それぞれだし。

経験を積むに従ってルーティンワークというか"毎度のこと"の比率が高くなっても、
時にその「いつも」の段階での手ごたえの無さに虚しくなるときがあっても、
それをすることでなぜか精神のバランスが保てている(ような気がする)なら、
何のため?と問われれば「精神の安定のため」と答えればいい。

そしてその先にある(かもしれない)新しい経験や発見のヨロコビが続ける糧になるのでしょう。

……「その先」に際限がないから泥沼にはまりこむわけですが(笑)
というか「趣味」であるがゆえにはまりこむ泥沼というのがあるのでは?
それでも書き続ける私たち、というのは、まさに・・・


まぁ画面に吸い取られる膨大な時間はさておき、
たとえば園芸より乗り物より映画よりおカネはかからないでしょうから、
「ブログする」というのは手軽といえば手軽な「趣味」なのかもしれません、
もし面白みを感じることが出来るなら。

書きようによってはリスクは高いかもしれませんけど。

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2006.07.19

トラックバックURLから推測したココログ総投稿数の推移(1100万編)

※あくまで「トラックバックURL末尾の数字が通し番号」と仮定して

サービス開始:2003.12.02
100万:2004.07.20(頃と思われる):約230日
200万:2004.11.18:約120日
300万:2005.02.19:93日
400万:2005.05.05:75日
500万:2005.07.17:73日
600万:2005.09.18:63日
700万:2005.11.09:52日
800万:2006.01.04:56日
900万:2006.03.08:63日
1000万:2006.05.10:63日
1100万:2006.07.18:69日

(末尾の日数は各100万区間に要した日数)
グラフ


*グラフの末尾数字サンプルは自分の全投稿(同一日に複数投稿した場合は最後のもの)

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2006.07.18

フォーラム@nifty、終了

発表(下記記事の投稿日時)が15時ちょうど。
19時前に会社で眺めた某SBMには出ておらず、帰宅してフォーラム巡回の中ではじめてそれを知ることができたのは個人的には救いの一つ。


フォーラム@niftyからのお知らせ: 「フォーラム@nifty」は、2007年 3月31日をもって終了します。
http://forum.cocolog-nifty.com/info/2006/07/nifty2007_331_2e69.html

…そうですか。

今はその言葉を出すだけが精一杯。


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2006.07.16

ありがとう、YS-11。

という搭乗証明書をもれなくもらえます。

何がしかの思い入れのある方々にはおそらく周知の話で、
だから何?という層にはトリビアレベルの話でしょうが、

日本航空機製造:YS-11
唯一の「日本の翼」…国産旅客機。
2006年9月30日をもって、日本の定期便から完全引退します。
あと70日と少し、「お急ぎご搭乗下さい」。

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2006.07.13

迷惑メール・ウイルスメール・Webメール

明日は明日の風が吹く - スパムフィルタに溺れた日(from 忘却防止。)より。

毎日数十通のspamが来る時は、本当に参っていたからねぇ……

迷惑メールの受信件数が1日あたり百数十通になってから気が付けばはや数ヶ月。
それでも受信に1分かからないのはまさにブロードバンドの恩恵(笑)。

最低限の振り分けしか設定していないのでほぼ全部受信ボックスに入りますが、特に負担は感じないですね、件名を淡々と一瞥して削除するだけで(所要時間2分かそこら)……露骨過ぎる件名は逆効果なんじゃないかと、まぁ知ったことではないですが。


それより思い返して気づいたのが、ウイルスメール減ったなぁ、と。
ひところはウイルスバスターの検出ダイアログがほぼ毎日ポップしていたのに。

感染しなければばら撒くこともないとはいえプレビューしただけでアウト、というのも多々あったはずですが、
全体の対ウイルス意識が向上したのでしょうか?
プロバイダや企業での(個人に配信される手前の)ブロックがようやく一般化したのでしょうか?

Gmailのことが出ていたのでふと、
もしかしてWebメールの興隆がひとつの要因かも?と思ったりしたのですがどうなのでしょうか。
そんなところで『「あちら側」に移りつつあるなにか』の影響があったりして。

プロバイダ提供のものさえあまり使わないのでよく知らないのですが、
少なくともプレビューしただけでアウト、ということは無いだろうし・・・


以上、調査なしの素人推論垂れ流し。
「大量メール送信型」というタイプ自体がようやく盛りを過ぎたとか、
はたまた単に感染周期の谷間という可能性もあるので、「減ったなぁ」なんて書いたあとに限って(苦笑)大流行がやってきそうなのですが。

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2006.07.10

修羅のスキル


夜間極端に重くなったと思いきや全日にわたって(管理画面に)アクセスし辛くなったココログ。
クリックして次の画面に移るのにいちいち数分かかるわけですが・・・
そのへんタブブラウザの便利なところで(笑)後ろのタブで読み込みを回しておいて前でほかの巡回をこなしてるとそれほどのストレスでもなかったり。


そして明日7/11:14時から事前発表でも48時間という長時間メンテに入るとのこと。
ここにはあまり関係ないですが(苦笑)一切のコメント・トラックバック不可になりますのでご参考までに。


もう何ヶ月も"おかしい"ココログ(フリーを除く)ですが……
総エントリ数一千数百万にも膨らんだブログシステムを(非難ごうごうのなかで(^^;)運用してゆくというのは、もしかしたら他の、特にTypePadベースの事業者からすればものすごい注目事例かも。

このメンテがうまくいってもいかなくても(笑)、ブログシステムという点に限らず、この修羅場をこなす運用スキルというかノウハウって・・・高く売れたりして(^^;;;

私たちユーザーの視点以外から見てみるとそういう点で注目だったりして、ね。

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2006.07.08

それぞれのIDの下で

たとえばココログでのエントリなら「このエントリをニフティクリップに追加」のアイコンやリンクを、
たとえばlivedoor blogでのエントリなら「このエントリをlivedoorクリップに追加」のアイコンやリンクを、
少なくとも「このエントリをはてなブックマークに追加」のアイコンやリンクより前方に配置して然るべきなのではないかと思った。

 

 

ここでずっとフォーラム(への回帰)を連呼してきたのも、あくまでここが(ニフティの)「ココログだから」であって。
ほかの事業者のサービスでならとてもそんなテーマを(メインにして)書けるはずもないし書いていいものでもないだろう、なんでニフティじゃないところでそんなこと書いてる?ということになる。

 

ちかごろ、丸々一エントリが(比較やソーシャルブックマークの代名詞としてとは思えないカタチの)「はてなブックマーク論」のようなものを「はてなダイアリー」ではないところで見かけることが増えてきたような気がする:それを書いている人たちは"はてなID"の取得者であり、かつわりと積極的に「はてなブックマーク」に参加しておられる(ように見受けられる)にも関わらず。

 

同じことのように思う。

 

……なぜエントリ丸々全部「はてな(のサービス)論」を「はてなダイアリー」ではないところで?
そのブックマークができるIDがあればダイアリーも書けるのでしょう?

 

そのIDを持っていないわけでもなかろうに(一回や二回それについて書いてみようと思うそれだけのためであってもそこの事業者のIDを取得すべきなんて思っていませんよ念のため)、そこに書いても(運営に)消されるわけでもなかろうに、そこに書いたのでは"イナゴの大群"に襲われてまともな話ができなくなるわけでも…いやこれは誰も無いと保証できないが(笑)。

 

 

見ていて違和感が抜けない。
それぞれのIDの下では、それぞれに区別すべき振る舞いがあるのではないかと。

 

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2006.07.04

セカンドウインドというかブロガーズハイというか

もしくは開き直…いやなんでもないです


煩悩是道場 - ウエブログは脊髄で

歓楽叶わぬ納骨堂庭園 - きっと誰か一人は読んでくれていると信じて

連続で読んで(紹介元は上記2エントリとも明日は明日の風が吹く)そんなカタカナ言葉を思い出した。


中学か高校で習ったと思うので「デッドポイント」・「セカンドウインド」という言葉をタイトルで思い出された方も居られるかと。

中~長距離走で最初苦しくなってそれを越えると呼吸が楽になるとかなんとか・・・

というのは国際的には(というか日韓以外?)あまり認知されていないのか["second wind" "dead point"]でぐぐった上位数十件の半分以上がハングルだったのが私にとっての新発見でしたが(笑)


書いても書いても「みんなには」届くことはないし、ましてや想いが伝わるわけなどない。
従って「自分が」書いても書かなくてもヨノナカに何の影響も(与えられ)ないのだろう。

そのことに(改めて)気付いて沈み込む時期を越えて、

それでも「誰かには」伝わっているだろうという想いを原動力にして書き続ける。

似ているといえば似ているのかなと。


それがいいとか悪いとかは今回はナシ。
ふとそう思った、というのみ。

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2006.07.01

全ブログ安全週間

本日7月1日より第79回全国安全週間が実施されます。

スローガン:

全員参加でリスクの低減 確立しよう「安全文化」

以下改変ネタ

1.趣旨
わが国のブログ災害による被災状況は、新規開設者数の増加が止まらないとともに、一度に多数の非難が集中する炎上災害は依然として高い水準にあるなど、予断を許さない状況にある。
このような中、各事業者において、ブログ災害の一層の減少を図るためには、ユーザーとともに一丸となって、リスクアセスメントを実施し、その結果に基づきリスクを低減させることが必要であり、また、「ブロガーの安全と健康を最優先するブログ文化」である「安全文化」を確立することが重要である。
このような観点から、平成18年度の全ブログ安全週間は、

  「全員参加でリスクの低減 確立しよう「安全文化」」

をスローガンとして展開することとする。
この全ブログ安全週間を契機として、それぞれの事業者およびブロガーにおいて、ブログ災害防止の重要性について認識をさらに深め、安全活動の着実な実行を図ることとする。

2.スローガン

「全員参加でリスクの低減 確立しよう「安全文化」」

3.期間
7月1日から7月7日までとする。
なお、本週間は、6月30日に思いついたものである。

4.実施者の実施事項
安全水準のより一層の向上を図るため、計画的、継続的な安全衛生管理の定着を目指して、各事業者においては、次の事項を実施する。


  • 経営トップは安全について所信を明らかにするとともに、自らがブログの安全パトロール等を行い、安全についてブロガーへの呼びかけを行う。

  • 今後の安全の進め方について考えるブログの集い等を催し、関係者の意志の統一、安全意識の高揚等を図る。

  • 安全バナーの掲示、ポスター、標語等の掲示、安全関係資料の配布等を行う。

  • 安全表彰を行う。

  • 安全についての改善提案の募集及び発表を行う。

  • 安全についてのエントリ、写真、ポスター、標語等の募集及び発表を行う。

  • 安全に関する動画等の映写会、講演会等を開催する。

  • ブロガーの家族に対し、安全についての文書の送付、ブログ見学等を行い、家族の協力を求める。

  • 緊急時の措置について必要な訓練を行う。

  • その他本週間にふさわしい行事を行う。

-改変ネタは以上-


ちなみに(本物の)全国安全週間の過去のスローガンは中央労働災害防止協会の中の「全国安全週間実施要綱」下部のリンクから見ることが出来ます。
最初期と最近のものは時代が見えて面白いです。

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