たばこと酒とクルマの違い
飲酒運転が時事問題として騒がしいからというわけではないが。
(むしろリアル世間の時事ネタは避けたい方だが)
誓約書を取るといったシンボル的な運動あるいは言い訳的運動をするところもあって、現実の問題としてどうやって運転させないか、といった根本的な解決を目指すとは言い難いところがあります。
そう。
「飲酒」も「運転」も、「たばこ」のように『元から断て』という話が一向に出てこないのはどういうことなのか?
※「飲酒」の件。
ねぇ酒は?酒の規制は?再掲:
軽犯罪レベルからいわゆる"ご乱行"から果ては殺人に至るまで、「酔った上での」犯罪は枚挙に暇がない筈ですが。
(タバコ吸ったからってそんなことがありますか?)
もう「公共の場所に酒に酔った状態で存在すること」自体を規制してほしいと心底思うのですが、 迷惑行為以前に。
その害悪を上回るほどの「公共の場所に酒に酔った状態で存在すること」のメリットがどこにあるというのか。
そもそもどんなメリットが存在しうるというのか?
運転だの何だのという「その後の行為」と切り離しても、酒酔いという状態そのもの(さらには飲酒)を憎み、規制すべきではないのか。
……喫煙を憎み、規制するように。
※「運転」の件。
逆に「飲酒」とは切り離しても、普通に120だの140だのの数字がスピードメーターに存在し、軽自動車でさえ踏みさえすれば当然のようにそこまで加速することに疑問を感じないのか?
大型貨物自動車に「だけ」速度抑制装置、というのはどういうことなのか。
生活を支える立場たる緑ナンバーを先に締め上げてどうするのか。
そして根本的に、あまりに安易に免許が取れてしまうからなのではないか。
そもそも運転というものは、もっとプロに任せるべき行為ではないのか。
自営や介護や何やらで必要ならばその業務と路線(orエリア)限定の免許を出すなり出来ないのか。
……要するに、『公共交通の復権』にもっと真剣になるべきではないか。
すこし検索してみたくらいではこういう疑問に出会わない。
いかに該業界の"力"が強いか、ということなのだろうか、
それともたばこ業界が弱すぎたのか。
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