積み上がりゆく事例から学ぶべきこと
すこしマジメすぎやしませんか、と思うことその2。
オーマイニュース日本版が存在し、2ちゃんねるが消滅する日本でいいのか。 - スポンタ通信 2.0 - 楽天ブログ(Blog)
万が一、2ちゃんねるが日本から消滅するようなことがあるならば、「自由な言論の場」を求める人たちは何かをしなければならないだろう。どちらにしても、日本全体をまきこんで2ちゃんねるの存在を真剣に考えていくべき時が来ていることだけは間違いない。
刹那は何度繰り返されてもやっぱり刹那のまま。
"炎上"するのもたかだか数日、
(好意、もしくは人気としての)"津波アクセス"もまた上に同じ。
「ひと夏の思い出」か「春の夜の夢の如し」か、とにかくうたかたのもの、長くは続かないことを、そしてその消費スピードが早まりゆく現状を、いくつも見聞きし、あるいは実感してきたはず。
掲示板であれブログであれ、そのような仕組みがいつまで(メジャーで)ありつづけるのかはともかく、われわれ下々の民もとい一般ピープルが情報発信できることの敷居がしばらくは(下がりこそすれ)上がることはないとしても、日々積み上がりゆくそうした事例から学ぶべきことは、
圧倒的多数は「石」として淘汰され、
たとえ残ったとしても討伐されるべき禍々しい光と判断された為であったりして、
幸い評価されてもエンターテイメントとしてものすごいスピードで消費されるこの世界に、
構造問題を含んでいたり改善に長期を要したりするような、「真にシリアスな話」はそぐわない、ということではないでしょうか?誰が書くか、に関係なく。
文化芸能趣味娯楽といった方面、そしてネット自身の問題に、ならいざしらず、
言及先が想定している(であろう)社会だの経済だのという問題に、では……。
良くても(といっても稀有なる幸運ですよ!)消費されるだけ、というのでは目的としては逆効果であり、どう転んでも虚しさ募るだけ、だと思いますが。
ならそういう話に相応しい場は、と問われても答えに窮しますが、
マスメディアに長期キャンペーンをしてもらうくらいしかないかもしれません……まだ多少の"信頼"の残る今なら。
(今の続きでネット言説が力を伸ばして)いよいよメディアの力が落ちたときには……泣き寝入りしかなくなるかも。
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