社内ブログへの鎮魂歌
手向けるべきは、もしかしてツール以前のなにかに対して?
書かずにはいられない「社内ブログ」の魅力とは?:ITpro
そうですか。うまくいくといいですね(棒読み)
【ブログを社内で使う】動機付けの難しさ(2005.1)
↓
その前提条件にどうやって持っていけばいいのか(2005.7)
きっかけは、プライベートでブログをある程度続けた私が、仕事上日々起こるある種の事例を「さまざまな視点から検索可能な文字列として」残してみたらどうだろう、と思ったこと。
元から使っているグループウェアに場所を作ってもらって。
フリーの掲示板CGIを取ってきてもらって。
ブログというスタイルで。
・・・どれひとつまともにアクセスすらしてもらえず。
その話の流れで社内ポータルを某CMSツールで構築することになって、その中に掲示板を作ってもらって。
・・・書き込むためのユーザー登録すらなかなかしてもらえず。
匿名投稿可能なものは数人の遊び場になって、ほどなく匿名不可に。
そして新規投稿がもう1年以上途絶えたまま...
……「書かずにはいられない」ですって?
理由ならいくつでも思い浮かぶのです。
グループウェアなら前世紀から使っていても、単なるメールクライアントとして(半分くらいの人には共有ファイル置き場として、さらに半分くらいの人は予定表としても)であること。
(オフィスソフトの)活用能力やスキル、あるいはリテラシーに対して関心が高いとはいえないこと。
見聞きする範囲ではおそらく(メール以外で)ネットでなにかを発信するという経験が乏しいであろうこと。
「カキコミしてる暇があるんやったら仕事しろ」という考えのエラいさんもいないわけではないこと。
等々……
でも。
うまくいった組織だって、同じサラリーマン(笑)、個々人の内実を比べればびっくりするほどの違いもなかろうと思うんですがねぇ……
「だから失敗した」と言えるだけの原因になるともまた思えないのですが。
成功と失敗をいったい何が分けるのか。
失敗例の何が共通していて、そして成功例と明確に違うのは何なのか。
今はせめてそれが知りたい。
それだけ。
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