いったりきたりで日が暮れて
「言及リンクでのつながり」をたどっていけることこそが『「ブログというもの」の特徴』だったはずなのにね。
『斬(ざん)』 トラックバック記事は、ホント読まれていないなぁを読んで思い直してみたことなど。
結構な知名度のブログにものすごい逡巡した挙句勇気を振り絞ってトラックバックを打ち込んだ、そのドキドキのわりにはそこ経由のアクセスがゼロ、という経験が数度あったりしますが・・・
(どこかのハイパーリンクをたどって、)どこかのブログの記事を読む。
その記事の言及先である他のブログへの、あるいはそこに飛んできたトラックバックの、リンクをクリックすることの何と少ないことか。
……自分の巡回スタイルを振り返っても。
ソーシャルブックマークの人気/注目ページであったり、いわゆるニュースサイトであったり、そういったところを言わばベースキャンプにしてしまって。
そこのリンクのいくつかをクリックしてリンク先に飛ぶのだけれども、さらにそこから先に飛ぶことなく、ベースに還ってくる。
図示してみると以下のイメージ。
(図1-普段の巡回スタイル)
図中「ホームポイント」という縦長の青味がかったひし形になっているのはFF11の影響(笑)。
もはや巡回(ぐるっとまわる)とは言えないかもしれない。
単なるベース(あるいはホーム)とのいったりきたり。
ただ、結果的にそういうスタイルで可使時間いっぱいいっぱい、というひと、少なくはないのでは?とも思うのです。
いつ頃の誰の記事だったか探せないのですが、かなりの"アルファ"な方が「文中リンクのクリック率など良くて1%かそこら」と書いていたのを読んだ記憶があって、自分でもそれを実感するようなことがあったりして何となくそれを信じていて、うちへのリンク元として表示される数のだいたい100倍がそのリンク元自体のアクセス数なんだろうな、とか勝手に想像していたりするのですが。
アクセス数に対する興味の有無の割合、というのももちろんあるのですが、多少興味のある話だったとしてもその1ページ(1記事)にざっと目を通してオシマイ、さあ(全く別の)次の話、という程度にしか時間がない、というのもあるのではないかなと。
トラックバックというのはたいてい記事の最後のまだ下に位置するものですから、そこまでクリックしてくれる人がどれだけの割合かというと・・・
リンクをたどっていくことによる「つながり」や「広がり」が、ブログというものの特徴であり、たどってたどってあちこちの意見を読むことが「本来の」楽しみだった"はず"なのですが。
(図2-どんどんリンクをたどっていく、「理想の」楽しみ方)
実際にはリンクした/された当事者同士のつながりができれば御の字、くらいのものなのかもしれません。
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