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2007.04.10

「素通り禁止」の次に来るもの

そんなダレた態度は禁止!

ekken : 「素通り禁止」に思うことの:

……と、ハナクソをほじりながら考えました。

という〆のフレーズで思い出したこと。

ふだんならお風呂上がりカクテルグラス片手に遥か宇宙空間を経由してふりそそぐCS放送の環境音楽をバックにおやすみ前の優雅な巡回を楽しむ私ですが(以上すべてイメージです)、このまえの休日だったか、昼日中に賞味期限間近の「おかき」をぱりぽり齧りぃのお茶啜りぃのでダラダラと眺めていたんですね、何かは忘れたけど、なんせおカタい長文エントリを。
そのときにふと思ったんです、このエントリ書いた人、こんなダラけた態度で読まれてると知ったらさぞ落胆するやろなぁ、って(^^;。

ということで(?)、「読み逃げ禁止」「素通り禁止」に続く次のトレンドは、「姿勢を正して読め」(ダレた態度で読むの禁止)、になると推測。

例:
寝っ転んで読むなど言語道断!この精魂こめたエントリを穢すな!
とか、ね。

いよいよ閲覧態度にまでマナー規制が!



……とネタで終わらせておけばよいものを蛇足にもいつもの結論につなげるわけですが。

万感の想いをこめて書いたエントリだったりすると読み手にもそれなりに居住まいを正して読んで貰えているような錯覚に陥りがちですが、もちろんそんなはずはないわけで。

それこそハナクソほじりながらだったりムダ毛の処理しながら……とかは極論ですけど、何度も書いてきたように(巡回等で)画面に向かうのは大多数にとっては余暇としてであって、基本的には「リラックス・タイム」なんですよね。
そりゃ余暇の時間だからといって真面目な事を全く考えないわけではもちろんありませんけれど、でも書き手の想いの深さやシリアスさに比例するように、結果としての受け手からの反応の軽さ(or無さ)への失望も深くなってゆくような気はします。

(アクセスの)1%にでも何かを思ってもらえれば御の字であって、その可能性がある限り無意味とは申しませんけれども、やはりそういうことで書き手と読み手の姿勢なり意識なりには決して埋め得ないギャップがあることへの認識(というか覚悟)はあったほうがいいでしょうね、と思うのでした。

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