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2007.12.22

「とりあえず」の「すばやい」アウトプット

ということじゃないのかしら。

他人の不幸は蜜の味: 「当たり前」のレベル

要は、世の中には「当たり前のことにすら気付いていない人」が多すぎるのだ。そういう人は「当たり前」のことにショックを受け[これはすごい]なんて書いたりする。
こんな事をすごいと思ってちゃあ、先が思いやられる。

その[これはすごい]と思われている先が「頭の中でだけこねくり回してないでとりあえずいくつもアウトプットして並べてみろよ」という意味の叱咤だったりするのがなんとも皮肉というか。

ほんとうの正否や善悪はわからないけれど、『なにかのインプットに対して頭の中に浮かんだこと』は「とりあえず」そしてできるだけ「すばやく」、どんどんアウトプットすることが"総表現時代"の"正義"……とまではいかないかもしれないけれど、ともかくそういう態度で出力し続けてゆくことを、この世界の成功者兼扇動家(笑)は勧めることが多いようです。

たとえば槍玉に挙げているような「その反応」なんて、まさに寄ってたかってそれを実施してみた、という結果のひとつなのではないかと思うのですね。ちょっと考えたら「当たり前」のこと、だったかもしれなくても、その"考える"前の瞬間の(あるいは、巧い言い回しへの)反応をかたちとしてアウトプットしたのかもしれないし。"扇動"されるままにね。

そして、そんな結果(が並ぶことに)・・・

腹を立てるひともいる。

関連→真に受けすぎだと思うよ。(2007.03)


文字なんだし、チャットでもないんだし、(お互い)じっくり考えてアウトプットしようよ、と私なんかは思うわけですけどね……


私はこれに反応しようかどうしようかと3日考えました。
ブラウザ画面を言及先にしたまま頭の中でどうしようかと……
迷って、
迷って、
迷って、
ブラウザ閉じてピンボールに逃避。

を繰り返した挙げ句、やっぱり書いてみた次第。


あ、ついでに。
後段のライフハック云々について前に書いたこと→真に受けすぎだと思うよ:その2。(2007.08)

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