いますぐ脱出を。さもなくば、感謝を。
とるべき道は二つに一つ、だと思いますが。
ウェブを「匿名の卑怯者」の楽園から脱却させるには - 池田信夫 blog
一度となく指弾されておられるはてなブックマークがどうであるか、については特にコメントはありません。なにせ該サービスに関するIDをもっていませんので。
ただ、問題は、"はてな"がどうであるかということではなく。
それほどまでに繰り返し嫌悪する"下衆"と、しかし、同じ"空気"を吸い、同じフィールドに立ち続ける。
その理由は、意味は、価値は、どこにあるのですか。
まったく侮蔑するよりほかにない連中にいちいち取り囲まれるだけなのであれば、それなりの棲み分けがなされている場所へ行くなり(なければ主導して作って見せるなり)すべきではないのですか。お互いに見下しあうだけの不毛にピリオドを打つべきではないのですか。
あるいは何らかのしがらみその他で自身は足抜け叶わぬのだとしても、その姿を反面教師としてとらえるよう、せめて後続(の不幸)を少しでも減らすようなメッセージを送ってはどうですか。
私のように。
さもなくば。
何某かの(自身にとって)メリットとなる理由を、意味を、価値を認めるのであれば、感謝の言葉を並べこそすれ、毎度のように嫌悪と侮蔑に彩られた文字列を出力するのは間違ってはいませんか。
「ブログに新しく文章を出力すれば、(自認するように)多くの人に読まれ、かつ反応を得られる」立場にあるあなたがた──似たような位置にある他のかたを含む──に、果たしてそのような「嫌悪と侮蔑に彩られた文字列を出力する」資格がありましょうか?
私と違って。
「こんな醜悪な場」なら、いますぐ脱出を。
さもなくば、価値の有難みを、たまには感謝を。
とるべき道は二つに一つだと思いますが、違いますか。
少なくとも、嫌悪と侮蔑に彩られた文字列を出力し続けることでは決してありますまい。
何もしないと、日本のウェブは芸能情報とオタク情報で埋め尽くされるだろう。
埋め尽くされるも何も、最初からそうであったものに、何か問題がありますか。
(コンピュータとネットに関することも"オタク情報"に入れるなら)
望まれるものの想像はつきますが、しかし、それは「ない」と私は思っていますから。
→濃い話のある薄い世界で(2007.11)
個人的には『ネットではネットのことを/ネットのことはネットで』を大原則にすればいいと思っていますし、結局のところ(実効性を求めるのであれば)そこに限定するより他ないとも思っています。(もちろん触法事案は(リアル)司法の管轄であることは言うまでもないことですが)
芸能情報とオタク情報といいますか、いわゆるサブカルチャー方面には過去にも未来にもネットがリアル(セールス)に相当程度の影響を与え続けるでしょうが、それはあくまで例外ということで。
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