営業努力か、居場所探しか。
「話」がしたくて。コミュニケーションがほしくて。という前提で。
トラックバックは擬似恋愛の作用をする - オレドコBlog:
TBって結局のところ名刺交換みたいなもんなんだと思う。TBが技術者的に考えるのでなくて、営業マン的に考えるべきものだと思う。営業スマイルをしながら、あつかましいのは基本です
うーん……
ビジネスマン向けの教本のようなものによくある営業の「美談」に、
『ずっと面会に応じてくれなくて門前払い、めげずに受付に名刺を置くこと※ヶ月。それが●十枚になったある日、先方から話を聞きたいと連絡があって……』
あとはトントン拍子、といったような"情熱の成功物語"がありますが。
さて、これをネットワークコミュニケーションに応用してうまくいくのかどうか。
「話をしたい」相手(または場)があったとして、
10回そのブログに言及トラックバック撃ち込んでみたり、
30回(SNSの)コミュニティに書き込んでみたり、
(Twitterで)50回@返信してみたり、
それまで一度だって反応もらえなくても。
そんな"営業努力"は「正しいやりかた」なんだろうか?
可能性が開けるんだろうか?
むしろ、
「話がしたい」のに、
3回トラックバックしてみて、
5回コミュに書き込んでみて、
7回@返信してみても反応がもらえないのならば、
"縁がなかった"とあきらめて他を当たるしか無いように思うのです。悲しいけど、認めたくないけど。
自分が本当に居たいクラスタはどこにあるのか - インターネットの真の姿とは:
自分があることについて考え、言ったことに対する反応が薄いということはですね、つまり、私が興味あることにその人は興味がないと。
(中略)
それはそれとして、なんというか、自分の考えを深められるような場所、そして仲間が欲しいと思うのである。
そういった場をブログやその他サービスに求めていきたい。
『「安住の地」は、探すものか?自らつくり出すのものか?』ということ。
"営業"的には、つくり出すもんでしょ、ということになるのでしょうし、それが強い/ポジティブな生き方ということになるのでしょうけど、
「心安らげる」場を「がんばって、努力して」作る、というのはニュアンスとして矛盾があるわけで。
ニュアンス的にはやはり「(ここでもなかった…、と)ベソかきながら探し歩く」ものだと思うんですよね(^^;。
私も。
見つけた人を羨みながら、
居場所探しの、旅の途中。
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コメント
TBどうもありがとうございました。
>さて、これをネットワークコミュニケーションに応用してうまくいくのかどうか。
うまくいかないと思います。あと、前半に書いている営業手法も最近は全然効果はないと思います。
居場所を探すのも1つの方法ですが、あるところにとどまり営業活動をして「居場所をつくる」というのもありかなと思いました。
>そんな"営業努力"は「正しいやりかた」なんだろうか?
>可能性が開けるんだろうか?
確率1%ぐらいかそれに満たない確率で開かれると思います。たぶん、SPAM行為に近いので正しいやり方ではないと思います。
言及どうもありがとうございました。「居場所を作る」という考えもできることがわかって、良い刺激になりました。
投稿: oredoco | 2008.06.13 00:54
1%の可能性なら賭けてみるのもいいですが、ウザがられるリスクが遥かに大きいですからねぇ>営業努力
さりとて徒労感溜め込みながらさ迷い歩くのも精神衛生上よろしくないことは確かなわけで、どうしたものかと。
たいした努力もなしに居場所をつくり上げることができれば一番いいのでしょうが、それこそ空想以外の何者でもないですし(苦笑)。
自分が救われるために(ネットが)あるわけでないのは分かっていますが、しかし「安住の地」は欲しいんですね……
投稿: Tristar@管理人 | 2008.06.13 23:50