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2008.11.22

音楽について、もう少し。(それと、無形のもの全般について。)

だいじに聴こうよ、やっと手に入れたその曲を。(2008.10)の追記ぽいもの。

鉱物資源問題や環境問題の切迫に代表されるように、『大量生産・大量消費は前世紀の遺物』という考えが支配的になっています。

翻って音楽それ自体は無形のものですから(演奏や記録や伝送には物理的資源の消費を伴いますけど)ややこじつけが過ぎる感はありますが、
CDが売れないことを嘆いてみたり、かたや誰それの曲が何百万ダウンロードされただのと騒ぐところを見ると、音楽──まぁいわゆるRock/Pops方面に限るのでしょうけど──の世界は、売る側も買う側もまだまだ『大量生産・大量消費』を前提とし、また是としているんだなぁ、と。

……とここまでを職場で掃除しているときに(笑)思いついて。

よくよく考えてみれば無形なもの全般について『大量生産・大量消費』は是認され続けているよなぁ、今世紀になっても、と。

たとえば芸人の"賞味期限"がどんどん短くなっていくのだって。
"旬の話題"がどんどん"瞬の話題"(←って先に変換された)になっていったり。

あるいはこうして寄ってたかって好きなことを書き散らしていたり。
それを「いかに効率よく」読むかに心血を注いだり。

……そして『つながりの大量生産・大量消費』なんですよね、SNS(はまぁ従前からのつながりの維持という側面もありますけれど)とかTwitterとか。

まぁ、そこはその輪の中に参加している以上私もその一翼を担っているのは間違いないわけですけれど。

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