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2008.12.26

【トリビアに突っ込むトリビア】ビールが体積表示なのは製造過程因じゃないと思いますよ?

そんなはずはない、と調べてみたらどうも半分は正しかったみたい。

容量 缶コーヒーは「g」ですが缶ビールは「ml」で表しているのは何故?  大人マジック(雑学ポータルサイト)

缶ビールは「ml」で表示されていますが、缶コーヒーは「g」で表示されているかと思います。
(中略)
それは製造過程の違いが関係していました。
「g」表示されているコーヒーは、90度以上の高温で缶に詰められるため、容量(体積)が大きくなってしまいます。
(中略)
ちなみに、ビールは10度以下でつめられているので、内容量に変化はないので、mlで表示されています。

えええ?温度?そんなはずは、と思ったら。
コーヒーが高温充填なのは本当のようで……
缶コーヒーがずっと「缶」のままなわけは? | エキサイトニュース

全国清涼飲料工業会に理由をたずねてみたところ、
「コーヒー飲料は、高温・高圧での殺菌が法律で定められていて、


で、下記が私が覚えていた清涼飲料水に関するトリビア。
缶ジュースの疑問集(広島ホームテレビ「暮らしの疑問」の1コーナー):

「ミリリットル表示は炭酸飲料。グラム表示は炭酸飲料以外のコーヒーやお茶などに使う。つまり炭酸飲料は体積、それ以外は炭酸が入っていないので重量で表す。」

でもこれは現在無効のようで……
同所:
これは、以前は法律で決められていたが、1993年に改正され、 どちらで表示をしてもいいようになった。

のだそうな。(廃止条文探せなかったけど)


さて、酒類がビールだろうがほかの(炭酸不含有の)何だろうが内容量が体積(主にミリリットル)表示なのは、酒税法税率が体積課金だから(キロリットルあたりいくら)、じゃなかったっけ?と(これも表示に関する規定探せず)。
充填温度は理由じゃないと思うんだけどなぁ……?





……嫌酒なのに何一生懸命調べてんだ<自分。

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2008.12.20

今年は気軽に送る、おすすめエントリ2008

昨年は撃ち込むのに覚悟が要った(結果取り越し苦労だったわけですが)この企画、今年はもう予定稿作って(おこうかと思ったくらい)待ってました。

304 Not Modified: 【TB企画】あなたのブログの中でおすすめのエントリを教えてください2008

理由はなんでも良いですので、お気軽に参加させてください。

これ昨年のコピp...げふんげふん。

えー、それはともかく、こちらこそ気軽に参加させてください。


その1:

あほやなぁ、って思うでしょ?(2008.10)

自選ナンバー1。関西のコトバが苦手なひとはごめんなさい。でもこれはこの表現でしか書けなかったんです。


その2:

【今日のトリビア】カップヌードルは味によってお湯の必要量に違いがある(2008.07)

1エントリとして自分史上最高(本日現在)のアクセスをいただきました。時間/日間/週間/月間(、そしておそらく年間も)のアクセス記録を塗り替えた、記念エントリ。


その3:

しかし、ブログって、終わりませんね。(2008.06)

冷笑的予測が外れて切ないでござるの巻。以下負け惜しみを書きかけて全削除。


んー、挙げてみると、自覚するところの"自分の芸風"とは離れたものばかりになりましたが……
ま、いっか。ここから広がる縁があれば。

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2008.12.16

オフは、慎重に。

任意のオフ充の顔アイコン2つ横に並べた上に『オフは 慎重に』の白い明朝体をかぶせてやりたい……いわずと知れたエンジャパンの広告のパロディとして。

私の立場で(ましてやココログで)そんなこと実行には移せませんが。


冗談はともかく。

俺もはてな村できゃっふきゃっふしたい(はてな匿名ダイアリー):

off会とかして色んな人と知り合って楽しそう。輪に加わりたい。

そうね。
「楽しげなオフレポ」ばっかりだもんね。
楽しそうよね。

……あのね?
少し、ほんの少し想像力を働かせましょうよ。

オフって、ということはなまじ身元バレしたあとで。
「つまんなかった」
「怖かった」
そんなこと誰が書けると思います?
そう思ったならただ黙ってフェードアウトするしかない。
関連→消えた(消された)人の声は見えない(2004.05)

結果、『「楽しげなオフレポ」ばっかり』になるのは当たり前なんですよ。

だからね。
「いつも楽しげな」彼ら彼女らというのは、いわば、そこを毎度毎度"生き残って"来た、歴戦の猛者達なんですよ。
関連→冒険者?(2008.06)
で、当然、彼ら彼女らはあなたのコピーではないし、あなたも彼ら彼女らのコピーではない。
このあたりのことを考慮して、相当割り引いて見るべきだと思うんですよね、オフレポというものは。


ちょっと怖く書きすぎたかもしれませんけど、実際にはほとんど何も起こらないわけだし、「楽しそうなあの人たちを見て悶々とするだけ」なのも精神衛生上良いわけはないので、私以外のアドバイスにあるように行動してみてもいいとは思うんです、確率論的には。

ただ、「何かあったとき」には、ネット/リアル両方にストレートに響く、そのリスクはあるから。

まぁ、「仕事の匂い」とか「使えそうな人脈」とか(を探す)目的であればそこそこ"リスクを取る"ことも必要なのでしょうが、そうでなければ、単純かつ純粋に娯楽目的であれば、そんなリスクを取る必要なんてまったくないと思いませんか?


最近繰り返し書いているのですけど、あえて画面に踏みとどまる「ネットのことはネットで」という原則を守り抜くこともひとつの見識なんじゃないかな、とは思うのです。


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2008.12.14

私の年じゃなかったんだけどな?

そういえば「今年の漢字」は『変』だそうで、
なにやらココログが興奮しておりますが(笑)。

うーん、私の年じゃなかったんだけどな?
自他共に認める『変(な人)』であるところの……

まぁ、ここのアクセスは今年は多かったけど(自分史上)...





……たぶん何百人同じこと書いていそうですが、思いついたから書き残しておこうかと。



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2008.12.12

ネットには 理系が多いと いうけれど

何らの根拠があって書いているわけではありません。そんな気がするというレベル。

ネットには理系が多いと言われますが。

多いのは情報系(だけ)で。
『薬品を使う理系』は少ないんじゃなかろうか、と。
実験主体、といってもいいか。化学とか生物とか、地学・工学の一部とか。

学生なら穴が開いてかつドロドロの白衣着てるような、
勤め人ならこんなところでMSDSとかPRTRとかいう文字列見ると仕事思い出してうぎゃあぁぁ!となるような(笑)。


"ネット人口"の多い順に並べると、

情報系>文系>その他の理系

のような気がするんですよね。なんとなく。

……繰り返しますが根拠はありません。反論などあればどうぞ。

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2008.12.04

映画『ハッピーフライト』感想(の感想)

趣味方面の情報源からそういう映画ができたと知って。

見てきました、某シネコンにて。
いつものこととはいえ、席数の1割前後しか入らないことはほぼ確実に予想されていながら、どうして全席指定にしますかね。
たぶんネット予約できるようにしているのが理由だと思いますけど。

さて。
みんなどう見たのかとブログ検索(で表示されるサマリーの一部)やらSNS内のレビューなどをぱらぱらと眺めているとやまほど出てくる感想が。

『飛行機を飛ばすということにこれだけ多くの職種と人が関わっていることを知りました!』

……うん、監督の意図通りで、まことに喜ばしいことにございます。
と言いたいところですが。
ちょっと待った。

ほかの乗り物よりも、のみならず、たいていの"客商売"よりは、はるかに『「直接的に動かす(応対する)人」を支える人たち』が見えやすいはずと思うのですが、航空って。

この映画でいえば、(業界外で、)運航管理なんで知っているのはマニアだけでしょうし、バードパトロールは"驚きの雑学"の範疇かもしれませんが、しかし。

空港に行けば管制塔は目立つ(見通せないといけないので当たり前ですが)わけですし。
自動チェックインやモバイルチェックインが増えたとはいえ、地上職員と対面で手続きすることがなくなったわけでもなく。
ヒコーキが到着すればたちまちのうちにいくつもの特殊車両が取り付い(て、仕事して、離れてゆ)く、のはこれ以上ないくらいわかりやすい光景のはず。

視界に入らないというのか意識に上らないというのか、『こんなに多くの支えが!』とはじめて知ったという人たちが、
『毎夜毎夜何千人もで取り掛かる「保線」があってはじめて鉄道が運行できるのだ』
ともし知ったら腰を抜かさんばかりに驚くのだろうかと思うと少々暗い気持ちにもなったりするのです。

関連→普段、一顧だにされない存在に(2006.04)

映画に出てきた職種だけでは成り立ちません。
参考までに→鎌田慧『大空港25時』(草思社:1996年)


さて自分の感想(笑)。

……まああのストーリーでよくA社も全面協力したよね、と(^^;。
誰かが感想で「職種紹介ビデオ」とか評していましたが、仮にそうであっても、あれだけのぶっちゃけ話を相互に結合させて一連のエンターテイメントに仕立て上げるのだから、みごとな映画(というか脚本)だとは思いましたです。

それと。
見終わってみると見事なまでに航空関係者には悪人がひとりもいない設定になっていること。
これはアッパレ、と思いましたです。はい。

映画『ハッピーフライト』公式サイト




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2008.12.03

ココログで過ごした5年。

ネットはもとよりリアルにおいても記念日の類はとんと興味のないわたしですが
なぜか『(自宅で)ネットを始めた日』と『ココログを始めた日』の2つだけは記憶に留めていて。

1年目は(その当日には)別のことを書いただけで。
システムトラブルで大変だった2年目
公式にもそれなりににぎやかだった3年目
またすこし静かだった4年目

なぜか、トップに記載が見当たらない今年。
でも昨日が、ココログの5歳の誕生日。
そして今日は、私の開設手続き5周年記念日。

……5年、続きました。

あらためて。
アクセスしていただいた皆様に感謝。
そして、陰に陽に反応していただいた皆様に更なる感謝を。

なんのかんの言っても、結局それがモチベーションの源なのです。

とくに。
いくつかの、いわゆる「個人ニュースサイト」さんには"育てて"いただいたと思っています。
その"借り"を、わたしはどこにどうやって返せばいいのでしょう?
もちろん彼らに何を返すことなどできるわけもなく。
だからとて(ブログ歴的な意味での)"後輩"にも何もできない。というかさっさと追い抜かれてゆくわけで。
ここ数日いくつかで見た「月間アクセス数の変遷」なんて、もうほんとにね、見てると涙出てきますから……


ともあれ。
ココログで過ごした5年。
いろんなことがあったようで。
何の変化もないようでもあり。

たくさんのブログの数多のエントリを読むほどに、自分の考えが、
固まってゆく(あるいは、頑なになってゆく)部分と、
じわじわ変わって(変えられて)ゆく部分と、
ゆれ動く部分とがあって。


変わらない考えは繰り言として。
変わりつつ(変えられつつ)ある考えはすこし(その変節を)照れながら。
ゆれ動く思いはとまどいを見せながら。

変わらないペースで書き続けられれば。
そして、笑顔の終末を迎えることができればと。
今はただ、
それだけを願っています。
……欲も下心も(笑)なにも失ったように見えて、一番贅沢なことを願っているのかもしれないですけれど。



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2008.12.01

【季節の?トリビア】『大掃除』は法律に規定された義務でございます。

今年もあと1ヶ月を残すのみとなり、寒中なにかとあわただしいこのごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて年末ともなりますと世間では大掃除の言葉をよく見聞きするようになります。
この『大掃除』なるもの、実は法律に規定された義務なのでございます。ご存知でしたでしょうか。

廃棄物の処理及び清掃に関する法律(通称・廃掃法/ごみ処理法/廃棄物処理法):

(清潔の保持)
第五条  土地又は建物の占有者(占有者がない場合には、管理者とする。以下同じ。)は、その占有し、又は管理する土地又は建物の清潔を保つように努めなければならない。
2  建物の占有者は、建物内を全般にわたつて清潔にするため、市町村長が定める計画に従い、大掃除を実施しなければならない。
(強調部は筆者による)

法制定時の通達にはダメ押しのように
法令・告示・通達>廃棄物の処理及び清掃に関する法律の施行について

5 地域住民の義務
(1) 市町村の住民は、その占有し又は管理する土地又は建物の清潔を保つように努めるとともに、市町村長が定める計画に従って建物内の大掃除をしなければならないこと。

と明記されてございます。

「市町村長が定める」とありますので、それではと各自治体の例規集などを探してみますと……
なぜか大都市になるほど条例/規則に規定がなく(政令指定都市はのきなみ見当たらず・東京都特別区は未確認)、町村部になるほど規定されている傾向でございました。

さらに条例あるいは規則の中身をパラパラとながめておりますと、時期については、
「毎年4月に公示」するところ、
「年1回(以上)」と規定するところ、
「年2回」と規定するところ、
と様々でございました。
ちなみに年2回のところは「春秋」の指定が多いようでございまして、従いまして法規的には決して"年末の風物詩"というわけではないようでございます。

この各自治体の条例でございますが、検索した中で圧巻だったのが東京都青ヶ島村でございまして、
青ヶ島村廃棄物の処理及び清掃に関する条例施行規則

(大掃除)
第10条 法第5条第2項に規定する大掃除並びに条例第4条第4項に規定する(処理条件)については、7月1日から7月12日までを清掃週間と定める。
2 建物等の占有者はこの清掃週間に建物内及び同敷地並びに道路工事の廃機材等を全般にわたって清潔にするため大掃除を実施しなければならない。
3 村長は条例第17条の規定に基づき7月13日(当日が勤務を要しない日又は休日に当たる場合は翌日とする。)その職員をして大掃除の検査を実施させ、大掃除実施済みのものについては大掃除検査済証(様式第8号)を交付するものとする。

なんと大掃除の立入検査(!)をするのだそうでございます。本当でございましょうか(情報お待ちしております)。


さて土地又は建物が事業としてのものである場合には別の法規制もございまして、
労働安全衛生規則(注意:1MB近いです):

第七章 清潔
(清掃等の実施)
第六百十九条  事業者は、次の各号に掲げる措置を講じなければならない。
一  日常行う清掃のほか、大掃除を、六月以内ごとに一回、定期に、統一的に行うこと。

となっておりますゆえ、「年に一度の…」はもちろんのこと、いわゆる"盆暮れ"などでは規定を満足しないこととなります。

今回のトリビアはいかがでしたでしょうか。
またの機会にお目にかかりたく存じます。

みなさまくれぐれもご自愛のほど。



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