【トリビアに突っ込むトリビア】ビールが体積表示なのは製造過程因じゃないと思いますよ?
そんなはずはない、と調べてみたらどうも半分は正しかったみたい。
容量 缶コーヒーは「g」ですが缶ビールは「ml」で表しているのは何故? 大人マジック(雑学ポータルサイト):
缶ビールは「ml」で表示されていますが、缶コーヒーは「g」で表示されているかと思います。
(中略)
それは製造過程の違いが関係していました。
「g」表示されているコーヒーは、90度以上の高温で缶に詰められるため、容量(体積)が大きくなってしまいます。
(中略)
ちなみに、ビールは10度以下でつめられているので、内容量に変化はないので、mlで表示されています。
えええ?温度?そんなはずは、と思ったら。
コーヒーが高温充填なのは本当のようで……
缶コーヒーがずっと「缶」のままなわけは? | エキサイトニュース:
全国清涼飲料工業会に理由をたずねてみたところ、
「コーヒー飲料は、高温・高圧での殺菌が法律で定められていて、
で、下記が私が覚えていた清涼飲料水に関するトリビア。
缶ジュースの疑問集(広島ホームテレビ「暮らしの疑問」の1コーナー):
「ミリリットル表示は炭酸飲料。グラム表示は炭酸飲料以外のコーヒーやお茶などに使う。つまり炭酸飲料は体積、それ以外は炭酸が入っていないので重量で表す。」
でもこれは現在無効のようで……
同所:
これは、以前は法律で決められていたが、1993年に改正され、 どちらで表示をしてもいいようになった。
のだそうな。(廃止条文探せなかったけど)
さて、酒類がビールだろうがほかの(炭酸不含有の)何だろうが内容量が体積(主にミリリットル)表示なのは、酒税法の税率が体積課金だから(キロリットルあたりいくら)、じゃなかったっけ?と(これも表示に関する規定探せず)。
充填温度は理由じゃないと思うんだけどなぁ……?
……嫌酒なのに何一生懸命調べてんだ<自分。
| 固定リンク
コメント
くだんの件は「計量法」における「特定商品」の「量目」規制のことでしょう。
計量法(WikiPedia):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%88%E9%87%8F%E6%B3%95
ただし、直接は政令により規制されています。
特定商品の販売に係る計量に関する政令:
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H05/H05SE249.html
他法令も、根幹法である計量法を原則的には参照していると思います(有名どころではJAS法など)。酒税法が体積を基本としているのも、やはり計量法を踏まえているからでしょう。
投稿: Z | 2009.01.06 22:40
情報ありがとうございます。
計量法が根拠でしたか。
法律相互の主従関係となるとさっぱりですが、ともかく温度因ではなさそうな補強が得られてうれしく思います。ありがとうございました。
投稿: Tristar@管理人 | 2009.01.06 23:26