ネットとリアルと趣味と実利と
ちょっとここは誤認だと思ったのでお返事。
インターネットでのコミュニケーションに関する違いをぶつけ、見付けた6つのもの - どんなジレンマ:
「切り離したい」のは地続きだからこそ、ですよね。オンラインとオフラインは地続きである、という合意が取れたかなと
ちょ、ちょっと待って...
『匿"顔"性』という言葉を前世紀から使ってきましたし、
「リアルでの属性(のしがらみ)からの解放」がネットワークコミュニケーションの大きな特徴のひとつだとお話ししたことがありますし、
今回の対話の中でもネットではネットのことを/ネットのことはネットでということも挙げましたように、
原則「ネットとリアルは別世界」という思いで十数年続けてきています(何食べた、どこ行った、という、それこそ本当に"他愛のない"話は別にして)。
表現が悪かったなら、「切り離したい」は「(できるだけ)切り離された状態(のまま)でありたい」に修正します。
ですから「企業利用」も「個人が稼ぎのタネを漁る」のも「政治利用」も同じ感情でもって嫌がるのですよ。
「話をすることそれ自体が目的であり楽しみ」から、「やりとり自体が目的」に表現が変化しましたね。ここはツッコマれても仕方ないので甘受するとして……
コミュニケーションに、殴り合いや怒鳴り合いまで含めたいとは思わないからです。それは…… 分からないわけではなくて、そりゃーモメる当事者になるのも見るのもイヤなのはわたしも同じですけれども、 それこそ20年も前からバトルと運営批判はネットの華であり続けているのもまた現実でしてですね、それこそ「ネバーランド」を望・・・
もしかして営利とか政治とかいう"オトナの世界"を忌避するのをピーターパン・シンドロームと皮肉っての「ネバーランド」だったりしました?
いまのいままで単純にユートピアの別名称として受け取っていましたが(苦笑)
・・・えー、それこそ「ユートピア」を望むがごときものではないですかと。
むしろ利害もしがらみもないからこそ妥協なくとことんまでこじれることはありそうです。
僕らがそれを嫌だなともし感じた時に、どうしたらいいでしょうか。リムーブ・ブロックではいけませんか?要求することが無理筋であることは理解しています、「自由」ですから。 なので個人に対してはかなり難しかろうと思いますが、
「見たくない・あなたとは関わりたくない」と表明することは出来ても、「Twitterなんだから、そんなこと書くなよ」と相手に要求するのは無理があると僕は思います。
営利組織や政治での利用を考えた場合、「敵を作る」こともできるだけ避けなければならないことであるような気もします。
「熱狂的に支持されるが、激しく嫌われてもいる」というのはいかがなものかと。
Twitterでいえばやたらリムーブやらブロックされるという状態が相当しますね。
ここに入ってくるなんて嫌ですよ、という表明をしておけば、それでも入ってくることで敵を作ることは避けたいという心理が働いてくれるのを営利組織や政治には期待してもいいのではないかと思いますが。
繰り返しになりますが、「絶対的に趣味の領域だ」と言明する同士でこんなやりとりを──飽きもせず──繰り返すのが、繰り返せるのが、いちばんの、そして正統な醍醐味なんじゃないか、今までも今も、そう思っています。
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