そう、だから、営利にも政治にもネバーランドじゃない。
どっちも「結果を出す」ためにやってるのに、そうするための理想郷でもないし、むしろあまりにも非効率な場だ、ってことでもありますよね?
インターネットはネバーランドじゃない - どんなジレンマという返答を頂きまして、「そう、Neverじゃない、"有り得る場"なんだ」とか「半径ワンクリックの理想郷」というフレーズを思いついたのですが元の話と関係なくなることに気付いてタイトルに使うのは自粛。
id:rhbさんが言及してくれたので、問題点を箇条書きに。 - どんなジレンマ:
インターネットに対するとらえ方が違うのではないかと僕が延々書きましたが、話があっちいったりこっちいったりして読みにくいこと山のごとしだと思います。
こちらこそすみませんね、話を発散させてしまって(^^;……というのも営利/政治利用に向かない理由のひとつではあろうかと思うのです。特に制限のつけようもない場で、話をまとめようもないじゃないですか。つまりは議論の「生産性」とか「効率」だとか、そういうものを必要とするようなたぐいの話をするにはあまりにも不向きなんですよ、こういうところって。
短い言葉でいいことを書かれる:
Twitterを嫌う人が間違っている理由 - はてな読み:
「Twitterで政治を変えよう」「Twitterで革命を!」なんて言い出す人がいたら、それは「電話で政治を変えよう」「電話で革命を!」って言ってるのと同じだと思いますw
企業がTwitterに参加したら、「他愛もない双方向コミュニケーション」は維持できなくなるだろうか。例えば、ラジオ番組。リスナーからのハガキ・FAX・メールを募集して、「誕生日おめでとう××」なんて読み上げながら、番組を進めている
ちょいと例えが無理筋では。DJなりパーソナリティーなりが社員アナウンサーであっても、「聞いたリスナーが放送局に対して取る行動」が直接は放送局の利益につながらないハズで。放送局がおカネをもらうのはスポンサーから、でありますからね。
Twitterの場合は、企業がスポンサーとして参加するわけではありません。ただ1ユーザーとして企業アカウントを取得するのです。むしろ「だからこそ」嫌がっているのでして……。キャンペーンサイトであったり、Twitterでもタイムラインの「外で」なにかをする分にはまぁしゃーないかな、程度に思うのですが、ともかくビジネスとしてはっきり区分していてくれたほうがまだマシかなと。 だからむしろ個人が「使エソウナ情報/人脈漁リ」してる、ほうが嫌悪感は大きいかも。それも変態postしつつ実は...とか、そんなんいちばん"やらしい"んとちゃうの、とか思いますけど。
「守りたい」と掲げられた二つの「だいじ」は、本当に実在しますか? そして、企業が参加することで壊れてしまうほどヤワなものですか?バトルであっても「やりとり自体が目的」の部分は"ネットから出ない"限りにおいて守られていると言えるでしょうし、"リアルの利害"が入ってくることでそれがいくらか毀損されるのは間違いないでしょう。
オフラインの世界に、「オンライン」というレイヤーを被せただけで、地続きだと考えています。ああ、この点、わたしは「切り離したい」派です。
代表してひとつだけ→画面の枠の中にとどまることを、私は「純粋」と呼びたい。(2008.03)
実力主義ですから、当然、表現力・コンテンツ作成力が弱ければ相手にされません。差が広がります。インターネットはネバーランドじゃないです。その絶望は骨身に沁みています→群衆の中の孤独-ひとりでウェブに立ち向かうということ(2003.12)
個性の実力−「理想のコミュニティ」改題(2006.03)
上手にやれば、生協の白石さんみたいな感じでやりとりを楽しみつつ+αもあるような対話が成立するだろうと僕は想像しています。これはお詫びしないといけないと思うのですが、どんジレさんは元から、企業(アカウント)であっても雑談や珍問答をする、むしろそっちをメインにすることを想定しておられたのですね。私はもっと「利益に貢献」を意識した「企業活動っぽいこと」を念頭に置いていたところから食い違いが生じていたように、今になって思います。
インターネットをどう捉えているかという点で、立場の違いがあるように思いました。これはまさに仰るとおりで…… どうにも締まらない〆で申し訳ないですが、元が違うからちょっとずつ食い違った話になってしまう。
まぁ、でも、わたしにとってもこれだけの長文の応酬は久々で、これぞネットコミュニケーション!という感じではありました。感謝。
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