そういうの、平時にせなあかんで、「リアルで」。
政治ネタを追いかけておられるみなさまにおかれましては益々興奮の日々をお過ごしのことと存じます。
さて先般の選挙期間中におきましても、恒例となりました公職選挙法批判がマスコミでもネットでも多々ございましたが、
解散が決まってから、ましてや公示前後になってから、躍起になって批判したって手遅れでしょうが(失笑)。
議会解散してんのに法律改正できるわけあらへんがな。
案の定、選挙終わったらメディアもネット民も『次の「旬の話題」』にかかりきりになっているわけでございまして。
まぁ、なんでもいいから「旬」に乗っかって叩きたかっただけなら余計なお節介でございますけれども、
本当に変えたいと思っているのであれば平時に問題提起して動きを作らないとダメなのではないかと思いますがいかがでございましょうか。
……ええ、分かりますよ、
メディアもネット民もひたすら「旬の話題」を追いかけるのが宿命みたいなものですから、平時には全くのオープンでフラットな場でそんなことを書いてみたところで動きを作ることはおろかまともに見られすらしないこと。
つまりは、他のさまざまな問題と同じく、
少なくとも「旬」ではない問題に対してネットからリアルを変えようというのは無理がある、
ということがこの話にも当てはまることがご理解いただけたかと思います。
他のことでも一緒です、
「リアルの何かを」本当に変えたいと思っているのであれば「平時に」そして「リアルで」おやりになるべきでございましょう。
"活動家同志"を募る分にはネットの使い道もございましょうが、それにしても平時より問題意識を共有する「専用の場」の中でないと難しいのではないでしょうか、ウザがられて避けられたのでは元も子もございませんので。
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