それは、ブログのたどった道。
Twitterをプロモーションに使おうとして始まる前にコケた事例があったとか、
それは、かつてブログがさんざん煽られた道を、懲りもせずまた同じようにたどろうとしてるんじゃないの?というおはなし。
twitter のハッシュタグ衝突問題とサイバーカスケードの制御可能性 - 児童小銃:
だとすれば twitter を企業がプロモーションに利用するという目論見はかなり無理があるということになり、twitter そのもののマネタイズにも暗雲が漂う、ということなのかも…
え?
今回の件、米国の某ソフト会社と日本の某通信会社のどちらか、または両方がTwitter Inc.にお金払って実施していた話なんですか?
そうであれば完全にTwitter Inc.のミスであり自滅ということになりましょうが、
今回そうではない、とすれば。
このプロモーションが成功してTwitterが大いに賑わったところで、Twitter Inc.にしてみれば(サーバー負荷が高まりこそすれ)直接的には1セントの収入にもならないのでは?というのがひとつ、
使う側も「無料サービスの無料アカウント」に乗っかったりせんと、やるんやったら自分のカネで自分とこのドメインでやらんかいなケチくさい、というのがもうひとつ。
……という2つの見方、なぜか見当たらなかったのはわたしの巡回範囲が狭かっただけ??
(いや、先駆実験として、であろうことは承知しておりますが)
さて、将来ほんとにTwitter Inc.にお金払ってプロモーション活動、という道ができたとして。
100の事例があったとして、さあ……成功するのが2つか3つ、今回みたいにコケるのがそれより少し多いか、残りの9割がたは『空振り』(よくも悪くも話題にならないまま)になるんじゃないかなぁ、と、かつてのブログがそんな感じじゃなかったですか???
それで稼ぎたいひと、使わせることで儲けたいひとが成功事例ばかりをとりあげて煽るから(そりゃ当然ですが)、失敗事例(の教訓)がいつまでも共有されずに、しかも本来売りたかった製品やサービスそれ自体の質とは全く関係ないところで評価される(よくも悪くも)。
それで、広告の体をなしているのかなぁ、と思うのがひとつ。
関連→まだ煽りますか(苦笑)(2007.03)
個人利用ならそれで夢見るのもまぁ悪くはないのでしょうが、本来の製品やサービスを売らんがための営利活動でしょう……?
従前の「広告」だったら、そんな"打率"で許されるわけは無かろう、と思うのがもうひとつ。
……いや全然知らないんですけど(笑)、実際どうなんですか>業界関係者
まぁ、掛ける(掛かる)お金の桁が違うとかいろいろあるのでしょうが。
そんなこんなで、素直にバナー広告出稿するほうがよほど……と思ったりするのですけれど、Twitter Inc.の収入という面でも(^^;;;。
「コミュニケーション」と「宣伝や収入手段」とは分離、というか棲み分けていてほしいなぁ、という望みのもとに。
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