組織内のコミュニケーションについて。
上司に聞かれたので考えていたことを文字起こし、ついでに公開。
ばれたら……まぁ、その時(^^;;;。
別に悪いことしてないし。
(営利)組織の内部コミュニケーション、として考えてみました。
そもそも「組織におけるコミュニケーション」とは何を指すのか?
ビシッと上位下達を決めることか?
上下左右・双方向/多方向でワイワイやり合うことか?
※上意下達なら:
- トップの「力強く」「具体的な」「強制力のある」メッセージが出発点。
- 決められたルールに従って粛々と動く。
- 個人の感情で動かない!
- 「人」が仕事をするのではない、それぞれの「職務」が仕事をする。=それはマネジメントシステム規格の"精神"でもある(とわたしは思っている)
経営層が「繰り返し」「ぶれずに」アウトプットしているか?
メッセージのニュアンスを含めた理解と浸透を確認しているか?
- メリット:
- 組織秩序○
- 生産性アップ
- 現場は楽(ルール通りに進む)
- デメリット:
- 硬直的
- 創造性ダウン
- 経営層が判断を間違えれば……?
誰もがそこそこ不満・ただし「人」に左右されない公平さ・平等がある分、それほど「暗い」あるいは「冷たい」職場にはならない(はず)。
※双方向/多方向なら:
- 全員が「アウトプットする能力」と「聞く能力」を持つことが前提
- 一方的に言う/聞くだけではない、情報「交換」であることの意識。
- 物事は話し合って決める。
- メリット:
- 柔軟に動く組織
- 環境適応性○
- 創造性アップ
- デメリット:
- 組織秩序×(頭越し・横やりが日常)
- 生産性ダウン
- 現場が大変(業務予定が"柔軟に"変わる)
経営層自らが率先して話の輪の中に飛び込んでいるか?
長話/雑談を「無駄」「遊び」と決めつけている人が一人でもいないか?
(雑談のひとつもまともにできない間柄で、情報交換ができるか?)
特にネット越しの場合、「リテラシー」や「冷静さ」を保つ教育・訓練をしているか?
幸・不幸の格差が大きくなる(人間関係がものをいう・声の大きい人が勝つ)分、それほど「明るく楽しい」職場にはならない(はず)。
【注意】双方の「いいとこ取り」はありえない!
ある人/部門が関わるときだけ柔軟になる(あるいはその逆)、というのは、
士気も下がるし、組織に最悪のパフォーマンスをもたらす。
どちらが正しい、なんて判断はしません。
業種・組織の出自・構成員の性格などなど、によってどちらがよりふさわしいかは変わってくると思いますし。
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