「お上」が来る、ということ
公共機関ソーシャルメディアポータル » 国、地方公共団体等公共機関における民間ソーシャルメディアを活用した情報発信についての指針
このニュースを「無邪気に」「諸手をあげて」歓迎したひとたちは、
おのれのその単細胞でど近眼な思考回路を深く反省すべきじゃないんですかね?
総務省|東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への適切な対応に関する電気通信事業者関係団体に対する要請
すくなくともこれに対して「言論統制だ!」とかなんとか吹き上がる資格はないですよね。
それとこれとは表裏一体。当たり前でしょう?
「お上」が業務として活用しよう、というのだから。
その場が「大喜利に沸く"ふざけた"場」であっていいはずもなく、
ましてや「デマの巣窟」であるなど言語道断であって、
これを機にネット全体の"清浄度"を高めようとするのは至極当然の発想でしょうに。
ただ無邪気に「お上がすり寄ってきた」とか勝利感を味わってたの?
この国で「大喜利」と「公の情報」が仲良く並んで共存できるとか思ってたの?
石投げて追い払え、というわけじゃないし、
下手に「go.jp」ドメインでなにかを構築されるよりも合理的で、(負荷対応の意味で)信頼もありそうに思えるのですが(苦笑)、……
「お上」が「真顔で」ドカドカ入ってくる、ということは。
それだけ「遊ぶ余裕」が狭くなる、ってことですよ?
「ネタをネタと(略」という"逃げ"が通用しなくなる恐れだって十分にあるわけですよ?
そんなのが、あなたがたが『望んだ未来』ですか???
いわゆるソーシャルメディアに公的セクター、「お上」が来るのが、
ほんとうに「無邪気に」「諸手をあげて」歓迎されるべきことなのか。
来ようとする側も、受け入れる側も、皆様にはぜひとも考え直していただきたく。
続・Twitterに勝手な期待をおっ被せる罪(2010.03)
万人が『娯楽』と認める、その日まで。(2010.04)
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