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2011.07.26

思えば遠くに来たもんだ

ふるさと離れて……げふんげふん

『天神祭』の文字をタイムラインはおろか巡回範囲でもニュースサイトでも見ることのないまま、今日がすでに「7月26日」であることに気付いた(元)関西人です、こんばんは。

……普段の巡回先に「ふるさと情報」を加えておけよ、という話ではあるし、
全国、とくに地方の地域祭事やイベントの情報がなかなかネットには出てこない、というのもすでにさんざん書かれていることで、まぁそれはそれぞれの祭事/催事に他地域からの集客はおろか知名度を高める必要や意思がないであろうことを思えば自然ではあるのですが、
しかし。

以前に『阪急電車』に触れた最後に書いたこのトリビアだって、ネットで語るひとはほんとうに少ないし(と思っていたら翌々月にマイコミジャーナルがとりあげていたけれど)。

関西圏ですらこの調子なんだから、いわんや他地域をや、という。


以前にもネットには実人口比よりはるかに「東京人」が多い、という話を書きましたが、
from Tokyo, to Tokyo, about Tokyo(2009.02)

「ネットは"田舎のハンディ"を克服できる道具だ」とかいうの、あれは、嘘やね
"トップ総取りの法則"が発動されやすいネットのこと、
圧倒的な「東京発」の数の力に、負ける。

悲哀。


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2011.07.18

炎上で (築|気付)く栄華の 極みかな

ネットの華、とはよくいったものです。

炎上などという言葉のなかったパソコン通信の昔、ネットバトルというのは大抵、(こじれた後の)個人攻撃の応酬でありました。
バトルがあれば当然バトルウォッチというのもありましてですね、...

時は進み、ブログ時代になってからも、「炎上」というのはやはり「他者への攻撃」が主であったように思います。相手が社会(現象)であれ、個人であれ。

そういう、いわば「由緒正しい」バトルあるいは炎上って、ほんと(2ちゃんねるやソーシャルブックマークによって拡散されるような)大きな話題にならなくなりましたねぇ、と。

いま、mixi(の日記)やTwitterで「炎上」するのは、大抵が"自爆"であります。犯罪自慢のような。

他者とのコミュニケーションなしで燃え上がってしまう、この移り変わりを改めて振り返ってみると、なかなか感慨深いものがあります。


そして。
振り返ってみますと、炎上が頻発する、そのあたりがそれぞれの『栄華の極み』だったのではないか、という気がいたします。
パソ通、ブログ、mixi(の日記)、そしてTwitter...
現象は個々(のアカウント)であっても、燃えたり爆発したりというのは、なんというか、場へのダメージにもなっているのでしょうか……


過去の"事件簿"が顧みられることもなく、変化のスピードばかりが速くなるこの世界のこと、たぶんこれからも「炎上」は起こり続けるでしょう。

次はどこが...。

平和は続かず、栄華もまた続かず。

諸行無常……


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