公式なお知らせのためのアカウントは、そろそろTwitterから撤退すべき。
熱狂の時は終わりました。それぞれの在るべき場所へ帰りましょう。
「デマッター」「馬鹿発見器」という蔑称が定着してかなりの時間が経ちました。
そしてそのはるか前から大喜利会場でもありましたが。
とくに国の省庁から村役場にいたるまで、公的機関が公式なお知らせを流すために存在しているアカウントは、さっさと撤退すべき時期だと考えます。
本邦においては、デマと犯罪告白と大喜利の巣窟のなかに溶け込んで存在することは、自分で自分の信頼性を汚しているに等しい、ということに、いいかげん気付くべきです。
(私企業であれ公的機関であれ)「組織としてのニュースリリースあるいは宣伝」と「個人が個人の立場で発信する文章」とは、はっきりと峻別されなければならない、という点については、多くの同意が頂けるはずです。
(だから、いわゆるステマが叩かれるんでしょう?)
その点においても。
『(肩書がどうあれ)「個人が個人の立場で発信するための」場として生まれ、そしてそれが間違いなく大多数を占めつづける』いわゆるソーシャルメディアからは、「組織の公式見解としての発信」は指弾されるべきもの、と言っても過言ではないでしょう。
いますでにそうなっているからタイトルは「Twitterから」としましたが、遅かれ早かれほかのソーシャルメディアにおいても「デマと犯罪告白と大喜利の巣窟」になっていくのが自然な流れであるでしょうから。
「組織が、組織として行う発信」は、それぞれの"本家"たるサイトから発信するのがスジだ、と考えます。
熱狂の時は終わったのです。みんな、それぞれの在るべき場所へ帰りましょう。
そう、考えます。
| 固定リンク
コメント
>(私企業であれ公的機関であれ)「組織としてのニュースリリースあるいは宣伝」と「個人が個人の立場で発信する文章」とは、はっきりと峻別されなければならない、という点については、多くの同意が頂けるはずです。
根拠薄弱。そう考えるのがさも常識であるかのように書いているが、それが"なぜ"なのかは貴方自身が書き示さなければならない。
ステマは宣伝対象と宣伝主体の関係を明らかにせず口コミを装って宣伝するのが問題なのであって、個人発信と企業のお知らせが場を共有していることが問題なのではない。また、それぞれの発信の場を分けたところでステマ問題が解消されるわけではない。
全体としてのツイッターは(個人的には随分偏った印象のように思うが)"デマと犯罪告白と大喜利の巣窟"であるかもしれないが、ツイッターというツールの特性として自分のTLに流れる情報の発信元は自分で選べるようになっている。もし貴方のTLが"デマと犯罪告白と大喜利の巣窟"であるなら、それはそのTLを作り上げた貴方自身の問題だ。また、RTとして流れてくるフォロー外の発信者の情報にしても、貴方がフォローした発信者を通して流れてくるわけであるから同様である。
要するにツイッターは現実の世間と同様だ。物理的距離、あるいはそれによって生じる時間を持たない世間だ。その中で誰と付き合い、どこから情報を得、なにを信用するかは利用者である貴方自身の問題だ。
投稿: | 2012.02.24 22:39
ようするにソーシャルメディアに過剰な期待をする時期は終わりましたよと言いたいのですが。
>発信の場を分けたところでステマ問題が解消されるわけではない
場を分けて「個人発信の信頼性は"そんなもん"だ」ということになればずいぶん影響は減ると思いますけれども?
---
ああ、わたしのタイムラインはいたって穏やかですよ。
投稿: Tristar@管理人 | 2012.02.25 07:32