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2014.03.30

「○○さん、皆さん、こんばんは。」

「AかBか」じゃない、「AもBも」ってやり方もあるんやで?

(言及したとシステム的に伝えられない"はてなブログ"ユーザーに物申すのもアレですが……)


ブログの読者をどう呼ぶか。「あなた」か、それとも「みなさん」か。 - Hike×Hack

私は何よりあなた個人に向けて語りかけたいのですから。
つまり私は、
「”あなた”を使いたい」けど  「気恥ずかしい」から
「無難な」道である  「みなさん」を使おうとするのです。

気持ちはわかります。
だけどね、
読者は"あなた"だけじゃないということをかたちで意識し続けておくのもまた大事なことだと思うんですよ。


パソ通の昔はね。
「ここには、やりとりしている相手だけが居るんじゃない、何十何百のROM(Read Only Member)も見ているんだ」ということを、折につけ意識づけられたものです。

だから、わたしだけじゃない、ヘッダに「<相手のハンドル>さん、皆さん、こんばんは。」というあいさつ文を、多くのひとが設定していたものです。

ヒートアップしてくると(笑)ついついやりとり中の相手だけを意識してしまいがちなんですが、そういう時にこそずっと読んでいるROM(野次馬ともいう)にも向けた書き方をすることが大事ですよ、とか。


……ええ、古参兵の戯言にございます、
そして、ブログなるもの、どうしても「一対一」になってしまうのがシステムの限界かなぁ、とも思うのですが。

主人と読者で|読者同士で|みんなで(2006.04)
「みんなでワイワイ」やろうよ、「ネットワーク」なんだから。(2011.02)


元に戻すと、

画面の向こうのあなたに読んでほしい。
だけど、
ほかの皆さんにも読んでほしい、裏を返せば、誰に読まれているかわからない。

公開の場になにかを書くのであれば、ROMが居るということ、その自覚と危機意識を持たなくてどうするか!!と思います。

そのためにも、「皆さん」ということを忘れたらあかんよ、と。




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2014.03.06

リアルで話せりゃ、ブログは書かぬわ。

違いますか?


このあたりのことは書いた記憶があるけど、いい題材が見つかったので(笑)繰り返して。

誰にも内緒でブログ書いてる人手挙げて - 明日は明日の風が吹く:

誰にも内緒でブログを書いている人の中で
家族にも内緒でブログを書いている人に挙手をしていただいたなら

挙手。
だけどね、ひとついい?
「手挙げて」っていう、コミュニケーションを望んでいながら、それをトラックバック機能をポリシーとして持たない"はてなブログ"で言いますか、という……

関連→「言及しあう文化」を終わらせたいのですか。(2011.11)

それはともかく、「リアル知人だからこそ」知らせないです。
こっぱずかしい、というのももちろんですが、こちらの方の言い分と、全くおなじ。

ブログと恥 - ウラガミ:

「所属するコミュニティごとに独立したペルソナがあって、そこをはみ出すのが恥ずかしい」って感じでしょうか。
Aというコミュニティ用の自分と、Bというコミュニティ用の自分は別で、その変わり様を人に見られたくないといいますか。

(ここは"はてなブログ"にもかかわらずトラックバック機能をつけているみたいなんですが、どうやったら飛ばせるの?→非公式・個人的な機能実装で、かつはてな内限定とのこと)

そう、それぞれで独立しているし、
そして、つるんでいるからといって、すべての興味の方向が同じわけではないんですよね。

……ということで、ブログする理由として、もう一点言いたいこと:
たとえ知らせたところで、全然理解されないし、興味も持ってもらえないんだ、ということ。

実はね。
勤務先には昔、「バレて困ること書いてないですよー、という証拠の意味で」こっそり社内ポータルからリンクしたことがあるんですよ。
で、何人かは見てくれたらしいんですけれども、感想が

『何書いてるかさっぱりわからん』

と。

そりゃそうだろう、と思いますわ。
(しらない誰かとの)ネットコミュニケーションなんて経験も興味もなく想像すらしていないであろう面々には。

……ええ、それ以来ごくまれにいぢってくるヤツに対しては「分かってたまるか」と開き直っておりましたが。


実際、自分でいえは主に『パソ通から連綿とつながるタイプのそういうネットコミュニケーションだとか、あるいはソーシャルブックマーク方面』になるわけですが、そういうテーマでリアルに盛り上がれる人間関係を持っとったら、だれがわざわざブログなんか書きまっかいな、と思うんですよ。
「分かるだれか」と話がしたいがための、という欲求。

それが、ブログに対する未練の、いちばんの理由、かなぁ。



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