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2014.03.06

リアルで話せりゃ、ブログは書かぬわ。

違いますか?


このあたりのことは書いた記憶があるけど、いい題材が見つかったので(笑)繰り返して。

誰にも内緒でブログ書いてる人手挙げて - 明日は明日の風が吹く:

誰にも内緒でブログを書いている人の中で
家族にも内緒でブログを書いている人に挙手をしていただいたなら

挙手。
だけどね、ひとついい?
「手挙げて」っていう、コミュニケーションを望んでいながら、それをトラックバック機能をポリシーとして持たない"はてなブログ"で言いますか、という……

関連→「言及しあう文化」を終わらせたいのですか。(2011.11)

それはともかく、「リアル知人だからこそ」知らせないです。
こっぱずかしい、というのももちろんですが、こちらの方の言い分と、全くおなじ。

ブログと恥 - ウラガミ:

「所属するコミュニティごとに独立したペルソナがあって、そこをはみ出すのが恥ずかしい」って感じでしょうか。
Aというコミュニティ用の自分と、Bというコミュニティ用の自分は別で、その変わり様を人に見られたくないといいますか。

(ここは"はてなブログ"にもかかわらずトラックバック機能をつけているみたいなんですが、どうやったら飛ばせるの?→非公式・個人的な機能実装で、かつはてな内限定とのこと)

そう、それぞれで独立しているし、
そして、つるんでいるからといって、すべての興味の方向が同じわけではないんですよね。

……ということで、ブログする理由として、もう一点言いたいこと:
たとえ知らせたところで、全然理解されないし、興味も持ってもらえないんだ、ということ。

実はね。
勤務先には昔、「バレて困ること書いてないですよー、という証拠の意味で」こっそり社内ポータルからリンクしたことがあるんですよ。
で、何人かは見てくれたらしいんですけれども、感想が

『何書いてるかさっぱりわからん』

と。

そりゃそうだろう、と思いますわ。
(しらない誰かとの)ネットコミュニケーションなんて経験も興味もなく想像すらしていないであろう面々には。

……ええ、それ以来ごくまれにいぢってくるヤツに対しては「分かってたまるか」と開き直っておりましたが。


実際、自分でいえは主に『パソ通から連綿とつながるタイプのそういうネットコミュニケーションだとか、あるいはソーシャルブックマーク方面』になるわけですが、そういうテーマでリアルに盛り上がれる人間関係を持っとったら、だれがわざわざブログなんか書きまっかいな、と思うんですよ。
「分かるだれか」と話がしたいがための、という欲求。

それが、ブログに対する未練の、いちばんの理由、かなぁ。



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コメント

初めまして、『ブログと恥』を書いたものです。
トラックバックは池田仮名さん(id:bulldra)の開発されたウィジェットを使ってます。
コチラ→ http://bulldra.hatenablog.com/entry/2013/11/13/074816

はてなダイアリーかはてなブログでリンクが貼られると表示されます。
他のサービスは仕組み的に難しいみたいなので、公式に期待って感じですね。(おそらく厳しいでしょうが。。)

投稿: akio6o6 | 2014.03.07 18:16

捕捉&補足ありがとうございます。
「言及しました」コメントを残しに行くのもどうかなぁ、と腰が引けていたところです。

リンク先読みました:はてな内限定機能なんですね(本文修正しておきます)。

>公式に期待って感じ

それはないと思います(苦笑)。
経営として...かどうかはともかく、代表者がそういう(TB機能をつけない)ことをコンセプトとして打ち出している以上、いまから公式に機能付けようものなら逆に嗤わせてもらいます。

わたしが「nif者」と公言しているように「はてな愛」があるのかもしれませんけれども、
そこはそういうコンセプトなんだから、会話をしたいのならば、トラックバックといったコミュニケーションを望むのならば、はてなの(少なくとも「はてなブログ」の)外へ出るべきだろう、とは感じます。

投稿: Tristar@管理人 | 2014.03.07 21:20

こんばんは、「名無し」 改め mint tea です。
「リアルで話せりゃ、ブログは書かぬわ。」・・・ああ、そうなのだ、と思い、では、ブログを書かない人はどうしているのか?

自身に問うと、心に浮かぶ思いの1/4ぐらいしか実際に言葉にしていなくて、それは何故なのかと考えると、それはやはり、目の前にいる人に言っても共感されないと思っているからなのですね。たとえ、目の前にいる人が家族であっても友人であっても...。そこで私の場合、残り3/4の思いを心の中にそっとしまいこんで、なきものにしてしまうわけですが。

でもブロガーの皆さんは、誰にも言わないけれど大切にしている心の思いを目に見える文字という形にしてブログに書き留め、共感できる誰かを探すのですね。ブログを書くことの意味が少しわかったような気がします。そして、だからこそ、ブログってこんなに興味深くて面白くて切なくて、どうしようもなく引き込まれるのね、私、って思いました。

ブログを書かない私にはコメントしずらいテーマでしたが、待っていた新記事ですので、むりやり絡ませていただきました(笑)

投稿: mint tea | 2014.03.10 21:51

まぁ、「コミュニケーション目的で」ブログしてるひとは、という今ではかなり限定された人々にとっては、ってことですけれども。

ここ数年は炎上リスクも無視できなくなっていますから、むしろネットでこそ書けないことも多くなってきてはいます。って、もともと世事のことは書きたくないのですが。

「心の思い」はえてして重いので(笑)、あまり深入りするといわゆる湯あたりじゃないですがのぼせてしまうかもしれませんよ(笑)

投稿: Tristar@管理人 | 2014.03.10 22:59

ご忠告、胸にきざみます。
あまり深入りせぬよう、そしてリアルな人間関係をないがしろにせぬよう、気をつけて、ネットの海をおそるおそる泳いでみたいと思います。

投稿: mint tea | 2014.03.11 20:11

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