言いっぱなしを、ブログと言えるか!─ココログ15周年
インターネット世界の中でこれだけ続くのは奇跡に近いと考えるのはマイナーなのか、
今日もココログトップページは通常運転のようですが……
ココログと、1日遅れで始めたこのブログは、15周年を迎えました。
先祖返りしていますよねという話は10周年エントリでも書いたのですが。
ココログのシステム的にはかろうじて残っていますが、
最初からコメントやトラックバックの機能をつけなかったブログサービスもいくつか出てきて、
古参事業者でもトラックバック機能を取り去ったところがいくつかあるようで……
(ブログページでの、直接の)コミュニケーションがなくても、Webに残すLog──というのがブログの語源──に違いないと言われればそうかもしれませんけど、コミュニケーション機能を「システムとして」実装していないのなら、前世紀の「個人ホームページの日記コーナー」と選ぶところがなくなるんじゃないですか?
コミュニケーション以前にエントリ書いてもいない私が何かを言えた義理ではないのは棚に上げて、
どのみち自分だってネットの向こうのだれかとコミュニケーションしてないですけど、
システムとしてコミュニケーション機能切ったら、それは前世紀への退化でしょう。
いやまだ掲示板機能がついていただけ個人ホームページのほうがマシか。
個人が勝手にただただ言いっぱなし、一方方向の世界をブログといえるか?それは望んだ未来か?
……『ブログというフォーマット』に対する帰属意識、みたいな話がどこまで伝わるのか分かりませんが、
ともかくグチるしかない周年エントリでございます。
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