2011.04.07

大予言2011、みたいな。

そんなノリでやってるんと違うか?

原発事故関連の「やたら危機を煽る言説」を丹念に収集され、ご丁寧に拡散して回ることにお忙しい方々のこと。

なんか既視感あるなぁ、と。
半ば真に受けていながらも、どこかで「自分は(影響から)外れる」と信じてもいる、ような。

そんな"匂い"の記憶をたどっていったら、『ノストラダムスの大予言』ブームを思い出した。
1999年7の月。恐怖の大王。
みんな知ってた(気に留めていた)昭和50年代。


このたびの原発危機を煽る情報の収集と拡散に余念のないひとたちって、もしかしてあの『大予言』に踊った世代が多かったりしないですか……?


ともかく、「終末論」ってひとを引きつけるなにかがあるんですね、というか、
こうなると「リテラシーが…」「科学知識が…」という次元の話ではないような気がするんですね。
(まぁ、リテラシーも科学知識も無いことには変わりないでしょうが)


この件ではネットが悪い、とは思わないのですが。
(ネットがなければもっと影響力があったはずの)タブロイド紙やゴシップ誌に煽りまくられていたでしょうから……


いずれにしても、「危機を煽る情報の収集と拡散」が、
"被災地"であるところの福島県浜通りをおもんばかるふうでもなく、また、
『積極的な情報公開」とか「正しく怖がる」とかいったアプローチでは解決しそうにない、ということに、
ものすごくどんよりした気分になるわけでございます。


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2009.06.24

『そんな延期は延期しろ!』

……確かこれ、
灰谷健次郎『兎の眼』(理論社:1974年)
で出てきたセリフだったはず...

ええ、いま、何に向かって言いたいかと申しますと。

日本語ではこれが一番早いか→787のテスト飛行延期 米ボーイング、納期影響も - 47NEWS(よんななニュース)

そしてボーイング公式:
Boeing Postpones 787 First Flight - Jun 23, 2009

しかしまぁ、5度目ですか、どないなっとんねん、という...

米本国でもえらい言われようのようで:(一例)
Boeing 787 Dreamliner dubbed 7-late-7, nightmareliner, & more
上手いですよね、eight→late/dream→nightmareって……感心してる場合ではないのですが。
あとは"Hangar Queen"(格納庫の女王)とか……




……まぁ安全第一でよろしく>各位

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2008.09.04

乗っておいてよかった……

というのはいささか不謹慎なれど。


あらら、というニュース。

東日本フェリー 道内-青森3航路撤退 11月末までに 高速船売却も(北海道新聞)

乗っておいてよかった、というか。
乗船記→津軽海峡【2008】冬景色(2008.02)


しかし、ねぇ...
なにかで読んだ話で自力で調べてはいないのですが、公共交通機関に原則独立採算を求めている日本のやり方って国際的には珍しい部類なのだそうで。

そういう話を知っていると、やりきれんなあ、という気にはなるんですけどねぇ……

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2007.12.19

まぁ、今よりは「だいじに聴く」ようには、なるかもね。

以下の仮定の前提条件:
「音楽を聴く」という需要そのものは減退しない

これだけあまねく携帯音楽プレーヤーが浸透していますし、「ずっと(何かを)聴いていたい」という需要はそう簡単には減らないのではないかと。


『いままでは(知ってか知らずか"裏ルート"で)廉価でライブラリを増やしてきた』層がどう動くか、の問題として。


1."正当な対価"で入手するようになる。

可能性はあると思います。もう「携帯(略)が手放せない」ひとは少なくないはずで、嗜好品かつ中毒みたいなものでしょう(笑)。例えは悪いですが、「1箱1000円になっても買うヤツは買う」ってのと同じで。

→送り手(のみならず流通に関わるひとたちも)の実入りが増えるならまぁ悪くはないかと。


2.(今までのようには)ライブラリを増やさなくなる。

→送り手の実入りはほぼ現状維持のはず。(もともと実入りが入ってこないから"裏ルート"として問題になっているわけで)

さて、
ライブラリは増えない、でも音楽は浴び続けたい(というか今更やめられない)。
……ということは、一曲一曲の(消費の)ライフサイクルは長くなる。
情緒的な表現に言い換えると、今よりはだいじに聴くようになる

それはそれで、送り手にとっては悪いことじゃないんじゃないの?という気はします。
あくまで想像ですが。


というか。
規制強化で供給を絞る(まぁ、権利者側からすれば裏口を塞いで正常を保つということでしょうけど)ってのは、この2番目の意図が隠されていたりしないのかな、なんて(^^;。
今はあんまりにも消費のサイクルが早すぎると。

ずれた話かもしれませんが、ある世代以上になると、"国民的愛唱歌"という漢字は使わなくとも、世代関係なく「みんなが知っている歌」があった時代へのノスタルジーってのは絶対あるわけですよ、"識者"のみならず庶民感情でも。
今はそういうのがないから、端的に言うと、「紅白」見ても全然分からへんやん、おもろない、みたいな。

ここからは完全に妄想ですけれども、
供給を絞って一曲一曲の"寿命"を延ばせば、あわよくば昔日のような「誰でも知ってる歌」が復活するかも……なんて。
そうなったら歌番組の数字は上がるかもしれないし、とりあえず「紅白」は蘇生するし。


まぁそこまで考えてはいないでしょうけど、そんなシナリオもありかもしれないと、ネットの反応を眺めつつ、つらつら考えたのでした。

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2006.10.10

『ぼくの動物園日記』

某SNS内のニュースで知ったというのがなんとも。
そしてそのまま連携で書こうとした予定稿を迷った末こちらで。

「動物賛歌」の“カバ園長”西山登志雄さん死去 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

久々に名前を見たと思ったら...。
ご冥福をお祈りいたします。


ジャンプコミックスに、<『ぼくの動物園日記』(飯森広一:著)>という、この方をモデルにしたマンガがあります。
(集英社サイトには記述見つからず:よってリンクなし)

中学のころだったか、病院の待合に置いてあったのが出会い。面白くてねぇ。
それから数年、古本屋を見つけるととにかく入って探し回ってました。
"高架下"にはしょっちゅう通ったもんです(遠い目)。
結局全10巻を揃えられなかったんですけどね・・・

そうこうするうちにデラックス版という名の復刻版(ちょうど復刻版がブームになっていっぱい出だした、その始めのほう)が出て、そっちはもちろん全6巻買ったんですが(両方とも震災のゴタゴタで消えたかも)...

連載/単行本当時は昭和40年代後半なんでいわゆる差別表現てんこもりなんですね。
それが復刻版@平成前後だとぜーんぶ置き換わっていて。
あるいは話ごとカットされたのもあったような。
字数が違うのを無理に上書きしてるからそこだけ字間と字体が違うんですよ。
元を知っているだけにおかしかったですね。

そのマンガの中に(詳細略)主人公がブルドックブルドックと騒ぐのがあって、横から「ソースかよ・・・」ってツッコミが入る場面があったんです。
こっちは関西人でしょ、「ブルドックソース」なんて存在、知らんわけですよ。
長いこと意味分からなくてねぇ(^^;。
(⇒関連:CONCORDE: 複数のソースを!

そんな思い出。

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2006.03.25

「トラ退治法」in Texas

素晴らしい。ひじょーに素晴らしい!

読売新聞(西部本社版:06/03/24)国際面の小ネタ欄に載っていたちいさな記事の元記事:
米テキサス州、バーで酔っ払っても逮捕(ロイター)

「公の場での酩酊(public intoxication)」の罪

GJ!
・・・しかしロイターのURL、ジャンル分類が"エンターテイメントニュース"っておい!


日本にも波及してくれませんかね?

トラ退治法は昔から存在することだし。


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2006.01.23

ブログが「簡易」ではなくなりつつあるらしい。

「読む」というほどもなく新聞を見ていましたら。

『・・・ブログ(日記風ホームページ)・・・』

お?
以前は(日記風簡易ホームページ)って注釈でしたよね確か?

ざっとぐぐってみたところ、どうやら今年(2006年)に入って「簡易」を取りはじめた様子。
それどころか注釈自体がないものもチラホラと。ただし同一社内でも記事によるバラツキが相当見受けられましたが。


マスコミ的視点からも多少は地位向上、というところでしょうか?(笑)

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2005.05.19

『「簡易」ホームページ』という表現


ブログ(とSNS)を総務省が調査した件は全国紙はじめ各紙がとりあげたようで。
まぁ今更ではないのですが、新聞でのブログの説明として、表現は少しずつ違えど「簡易ホームページ」というニュアンスのものがいくつか。

『「簡易型」を標榜して成功した商品はない』と、たしかビジネス版 悪魔の辞典にあったような気がするのですが...
日ごろ「ネット(で個人が情報のやりとりをすること)に対してやや批判的な論調が多いように見受けられる新聞社」がそういう表現をしたがるのは、簡易型と強調することでブームなど大したことない(成功するはずがない)というニュアンスを言外に含ませでいるのかも?というのは穿ちすぎた見方ですか(笑)。

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2005.03.15

(とりあえず今は)それはどうかと苦笑した。


今週のAERA「チチエモン」て。
をいをいをい^^;;;

思うところあってリアルの時事ネタは極力避けたい方向ですが、さすがにそれはネタ性炸裂でしょうと。

"通称:ホリエモン"でも認知度はそりゃー相当なものになったとはいえ...
この先どう転ぶか予測できませんがとりあえず今の時点ではちょっとやりすぎというかB級ネタというか。

* * *

風雲児と呼ばれた(今もか)英ヴァージン・グループ総帥のサー・リチャード・ブランソンが、某誌記事によれば各国首脳が居並んだA380のお披露目セレモニーでもノーネクタイだったとかいうのにイメージがかぶって、「ホリエモンが叙勲される日」とか書いて某所へ撃ち込んだらウケるかなと邪なことを考えてちょっとぐぐったら二人のイメージを重ねていた人は多々おられたようで企画はあえなく没。

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2005.02.08

ワとアとアとワと(以下略


またしても新着一覧ネタ。

・・・ネタ元として一番多いんではなかろうか^^;
まぁ、総論としてアレコレ書く分には誰かを攻撃しなくても済むからいちばんいいかもしれない...

---

だいたい朝10時過ぎに新着一覧を見に行くのですが。
ここ数日、左の「話題のキーワード」欄--正式には瞬!ワードという特許申請中のものらしい--で見かける単語が、

シャラポア

え~、テニス選手ということは存じておりますが、それはどうでもいい点でして。
全部調べた訳ではありませんが周囲の目にする範囲では「シャラポ」の表記で報道されているように見えるのですが、なぜ決まって「シャラポ」だけがいつも検索ワード上位に来ますか?
もう不思議で不思議で(笑)

データ元であるらしい@searchで試してみてもワとアをいわゆる「表記のゆれ」として統合検索するような仕様にはなってなさそうだし。

@search自体も検索エンジンはgoogleのようですが、本家googleに各々を入れてみました:

シャラポア:約33900件
シャラポワ:約364000件

ヒトケタ違って「ワ」が優勢。
ん~、ではなぜ「ア」だけが上位に?


まぁ、外国の方の読みの表記はいろいろ難し...

[シャラポア シャラポワ]のAND検索:約7840件
・・・え?
同一ページ内で表記がゆれているページがそんなに^^;


謎は謎のままで。

って書いた翌日に「ワ」が上位に入ってたら泣くでぇ.....


※タイトルはかつてNHKでやっていた(最近再放送もあったね)人形劇プリンプリン物語の劇中歌、「プとペ」をもじって。

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